先代モデルではサスペンションの動きにちょっとした違和感もありましたが……

Subaru XV teaser
 2017年3月に新型SUBARU XVがローンチ予定。スケジュールは3/7にジュネーブモーターショーにてワールドプレミア、3/8に日本国内仕様の公開、そして3/9より国内先行予約開始といったもの。

公開されている横からの画像を見ると、ボディそのものはインプレッサスポーツ(5ドア)と共通で、車高アップとルーフレールの追加によるSUVテイストの実現という方向性は現行モデルと同様なイメージ。

ただし、大きく違うのは今度のSUBARU XVは、プラットフォームの設計段階から考慮されているであろう点。もともとはインプレッサの派生車種でありますが、グローバルでスバルの売れ筋モデルとなったXVが派生車種扱いのままであるはずはなく。新型モデルでは、最初から計画に組み込まれているはず。

じつは、現行型(GP系)の印象でいえば、XVには物足りなさを感じていたのも事実。とくにシャシーの味付けについては、過去のエントリで以下のように記しております。
5ドアは、いかにもスバルの量販モデルとして開発したのだろうな、と想像できるテイストで、一言でいえば「目立ったネガがない」のです。
一方、クロスオーバーとして車高を上げたXVでは、縮み側のストロークは伸びているものの、逆に伸び側が足りない印象で、ちょっとだけ不安に感じさせる仕草を見せるのでありました。それは、まさしく5ドアのジオメトリを基本にロードクリアランスを大きくしたのだなあ、と実感
この時に感じたのは、いわゆるストラット式サスペンションのロアアーム角度の適正化といった話にもなるのでしょうが、新世代のSGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)を採用する新型XVではそんなことがあるわけはないでしょう。だとすると、SUVとしての最低地上高を持ちながら、インプレッサが示したようなシャシー性能を実現していることを期待するのが自然な流れでありましょうか。


精進します。
  




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