間もなく蘇るアルピーヌ、そのボディはオールアルミ製になると先日発表された。公開された2点の画像は、モノコックボディとフェンダー、たしかにアルミの鈍い輝きを放っている。
Alpine_86273_global_en
Alpine’s road car will feature a bespoke all-aluminium platform and upper body that ensure lightweight and agile handling.
ボディ(上モノ)もプラットフォーム(シャシー)もオールアルミとなる新生アルピーヌのロードカー。アルミを採用する目的は軽量化と意のままの走りを実現するためというのは、まさに教科書通り。アルミの特性を考えると、軽くて強固なボディになる(撓りを利用しづらい素材のため)。

フレームの構造から、エンジンは横置きか?

それはさておき、気になるのはエンジンの搭載位置。本国では予約が始まり、2018年には日本でも販売開始となる予定のアルピーヌ。すでに公開されているコンセプトカーはミッドシップであることが明らかとなっているが、公開されたモノコックボディの画像(後ろ半分)を見ても、強固そうなフレームにドライブシャフトを通すための逃げが確認できるなど、たしかにミッドシップにパワートレインを搭載するであろう構造が確認できる。
Alpine_86274_global_en
リアフェンダーの切れ目あたりから奥に目をやると確認できる、横方向に角パイプが渡っている部分から前にパワートレインを搭載するとして、その前後方向の長さを考慮すると4気筒エンジンの横置きといったレイアウトをイメージさせるが……はたして。

ちなみに、フランス国内での価格は55000ユーロ〜。ボディカラーは青・白・黒の3色設定となる模様。

それにしても気になるのは、モノコックボディの前半を隠している点。単なる演出としてなのか、それともフロントには、まだ隠しておきたい構造があるのだろうか。
Alpine_86275_global_en






精進します。
   




人気ブログランキング