ディーゼルのNOx処理にはAdBlue(尿素水)を使わざるを得ないのか…

間もなく市販が開始されるという某クリーンディーゼル車の給油リッドを開けてみると、そこには使っていない第二の注入口が準備されているのを発見。
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この「DIESEL」と書かれたキャップの横には、おそらくAdBlue(尿素水)の注入口が置かれるのでありましょう。たとえば、このように……
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この画像はメルセデスですが、こういった風に2つのキャップが並ぶ姿を想像するのが自然。つまり、現在はAdBlueによる後処理をしていないクルマも、将来の後処理を考慮しているといえるるわけです。もちろん、この手のエミッションというのは仕向地によって異なるので、法対応という点でいえば国内仕様にAdBlueによる処理が加わるという話ではありませんが、世界的な規制の共通化といったトレンドはもちろんのこと、「別の国では後処理をしているが、国内向けは処理なしのダブルスタンダード」というのは、先々批判されることもありましょうか。

すいぶん昔の話ですが、側面衝突の対応としてドア内にサイドインパクトビームを入れる入れないといった問題もありました。あれも軽量化と法規のバランスを考えると入れていないからといって単純に手抜きと否定できない部分もありますが、結果的に批判の対象になった記憶もあり。

というわけで、AdBlueの注入口になるであろう場所が用意されているということは、このクルマのボディには尿素SCRシステムを積むためのスペース(AdBlueタンクやそれ用の触媒)が用意されているわけで、そのあたりを意識して下から覗いて見るのも面白いかもしれません。
 

  
それにしても、乗用ディーゼルでもAdBlueがスタンダードになると潮目が変わりそうな気もしますが、さて?

精進します。