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まずはハードウェアに作用しないAIを搭載することで経験を積ませる

ドライバーが平常ではないと思われる状態で避けるのは難しいと感じる交通事故を報じるニュースが目立っています。もっとも、報道が目立つことは事象が増えているとは限らず、バイアスがかかっている可能性が高いのですが、それはさておき。

ヒューマンエラーを減らすには、人間よりエラー率が低いと思われるメカに任せる領域を増やすことが得策で、技術進歩により自動運転化が事故の低減に役立つであろうというのは、徐々にコンセンサスとなっているのでは? そして、自動運転には進化したAIが必要と言われています。

個々のマシンにスタンドアロンのAIを載せるのではなく、ビッグデータの活用も必要でしょうし、そうしたデータを元にディープラーニングさせることも進化には必要でありましょう。

つまりAIに実践経験を持たせることが進化を加速させるのでは。ならば、自動運転とは別に、ドライバーにアドバイスを送るAIを早い段階でクルマに搭載するのは、どうだろう? と思うわけです。AIがクルマを制御する自動運転においては、様々な責任論も出てきますが、コーションを出したり、アドバイスを送る存在であれば、あくまでもドライビングアシストでありますから。

もっとも、すでに道を教えるカーナビや前方不注意などを知らせるコーション機能は実装されているわけで、いまのクルマにもスタンドアロンのAIと同等の機能は載っているといえそう。ホンダの「セーフティマップ」は、そうしたナビからの情報をビッグデータとして利用している一例でしょう。わざわざAIに頼らず、単機能でも可能なレベルもありましょうが、過渡期のAIに経験を積ませる手段として『先進安全装備(のセンサーから得たデータ)と地図上に付けられた情報がもっと密接にリンクしてくるAIによるドライビングアシスト』を妄想する次第であります(汗)

高速道路などの逆走、ABペダルの踏み間違え……AIが音声や画面表示で「止まってください」、「間違えています」と指示することで、魔が差した状態から目が覚める可能性もあるのではと思うわけですが、さて? 

そんなことを、ダイムラーのニュースリリースを見ながら考える師走のある日でありました。



音声でミスを指摘するレベルであれば、スマホのGPS情報とカメラを利用したアプリでも可能かもしれません。位置情報の精度で心配もありますが……。いずれにせよ、その経験をデータとして蓄積することがAIの成長には大前提となるので、個人情報の問題などもクリアすべき問題はあるでしょうけれども。

精進します。
  







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