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ポルシェ911といえばRR(リアエンジン)レイアウトが絶対条件といえるほど欠かせないアイデンティティだと思っておりましたが、いよいよ背に腹は代えられないのでしょうか。

2017年のWEC(世界耐久選手権)や北米で開催されるIMSAシリーズに参戦、いや勝つために生み出された新型911 RSRは、911という名前がついていながら、ついに『リアアクスル前部に最新式水平対向6気筒エンジンを搭載』するマシンへと進化しています。つまり、ミッドシップ・レイアウトになったというわけ。

その結果がどうなるかは神のみぞ知るでありますが、ブランディングまで考えると「試合に勝って勝負に負けた」となってしまいかねないリスクを背負っているのでは? と思ったりするのでありました(汗)

もっとも、911の名前を冠したレーシングカーではかつて「911 GT1」というミッドシップマシンもありましたし、エンジンは自然吸気の水平対向6気筒でありますから、十分にアイデンティティは守られているといえるのかもしれませんけれども……。

精進します。



   







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