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いろいろな評判を耳にするホンダNSX、ようやくステアリングを握り、ABペダルを踏む機会を得たのでした。評判の中にはネガな内容もありますが、それは、かつてというエントリでも記したドライバーの予測を上回るメカニズムの反応速度によるものが含まれているのだろうな、と感じた次第であります。「■■のように操作したら、●●な挙動が出る」というドライバーの経験的な予想に対して、NSXの場合は「ドライバーが■■と操作しているので、▲▲な走りをしたいのだろう。その過程で●●な挙動が出るはずだから、事前にケアしておいて無駄な挙動を出さずに、狙った走りを最短で実現しよう」とクルマが考えているかのような走りのイメージというと、余計にわかりづらいでしょうか(汗)

さて、公道試乗だったこともあり、サーキット向けのトラックモードは試していませんが、ストリート向けのドライブモード(quiet、Sport、Sport+)で楽しんでいる範囲においては、システム出力581馬力というほどの大パワーにおののくといったシーンは皆無。誰でも大パワーが味わえるよう、しっかりと躾けられております。アクセルペダルをガバッと踏み込んでも、どこか一輪のトラクションが失われることはなく、現代的なスーパースポーツに仕上がっているのでありました。

そして、エンジニア氏にヒアリングをしたところ、3個のモーターとV6ツインターボで構成されるNSXのハイブリッドシステムは、ある種の「シリーズ・パラレル・ハイブリッド」であることが判明。そして、モーター駆動による未来への可能性についても様々な気付きをいただいたのでした。

その辺りの話は、12月発売のホンダスタイル誌にてレポートする予定ですが、現段階ではなんとかアイデアの火が着いた状態、まだまだブラッシュアップして、整理していかねば(大汗)



精進します。

  







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