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日産が2016年上半期の実績速報を出した際の副社長のコメントに気になる一文あり。
日本では、自動運転技術『プロパイロット』および新しいシリーズハイブリッドシステム『e-Power』を搭載したモデルを発表し、日産が画期的な技術を市場へ投入していきます。
渋滞時のドライバーアシストまでも可能とした「プロパイロット」は、間もなく登場するであろうセレナに搭載されることがアナウンスされているわけですが、『e-Power』については6月の株主総会に次ぐ表面であり、それがシリーズ・ハイブリッドだと公式に表記されたのは初めてでは?

シリーズ・ハイブリッドということは、エンジンと発電モーター、駆動モーターに二次バッテリーから構成されるパワートレイン。おそらくプラグイン化も視野に入っているのでありましょうが、シリーズ・ハイブリッドという表現からは、ひとまずプラグイン(外部充電)をしない、シンプルでアフォーダブルなシステムを目指しているという印象を受けますが、さて?

いずれにしても駆動を電気モーターだけに頼るということは、変速比も固定のシステムとなるはずで、そうなると電動車両らしい雑味のない、スムースな加速感が期待できるわけです。電動車両ならではの加減速でのピッチングが抑えられるという点において、どのセグメントに搭載しても、内燃機関のライバルとは一線を画した乗り心地が期待できるといえそう。

そうしたメリットは自動運転技術とのマッチングもよさそうでありますから、『プロパイロット』と『e-Power』の両方を搭載したモデル(それが今期に出てくるかは不明ですが)が生み出すであろうフィーリングが気になる今日このごろ。近未来と思っていたものが、現実になるという点でも興味津々なのであります、ハイ。


精進します。
  







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