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なぜか6月中旬、ホンダS660の取材をする機会に恵まれたのでした。S660もデビューから一年以上が経ち、ずいぶんと市場に供給されたこともあって、いわゆるチューニングなどスポーツカーとしての魅力を、それぞれのオーナーが高めようとするカスタマイズが盛んになってきているのでした。

そういえば、S660のデビュー時に開発責任者のインタビューをしたときに、「このクルマは素うどんです」という発言もありました。それは謙遜ではなく、極上の素うどんに仕上げたという自信も表情からは感じられたのですが、まさにベースであって、そのままでも美味しいし、天ぷらやタマゴなどトッピングを載せても、より美味しくなるという意味でありましょう。

S660のフロント・サスペンションアッパーを見ると、取り付けのボルト穴が長穴になっていて、ノーマル状態でもキャンバーの調整代があるように見えるのも、そうした「素うどん」としての意図の現れかもしれません。

だからトッピングすることは、そもそものコンセプトから外れているわけではないと思うのです。もちろん、個人個人で趣味の違いはあるでしょうから、Aさんがお気に入りのトッピングをBさんはミスマッチと感じることもありましょうが。そういう意味で正解はない世界でありますけれども(汗)



ピロアッパーマウント、目一杯キャンバーつけて(汗)

Sinya Yamamotoさん(@sinyayamamoto)が投稿した写真 -






というわけで、まだまだS660をはじめとした軽スポーツに関する紙媒体は刊行される予定となっているようで、自分自身が関わっただけでも、これだけあるのでした。それにしても、このカテゴリーが久しぶり(四半世紀ぶり?)に盛り上がっているように感じるのは、なんとも懐かしいのであります、ハイ。

精進します。
  







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