calsonic_turbohousing

人とくるまのテクノロジー展2016横浜、経営的な話題から興味津々で訪れたカルソニックカンセイのブースでしたが、某社による株式売却の報道とは無関係といった雰囲気で、同社らしく質実剛健な技術力をアピール中でありますした。

その中で目が止まったのが、コチラ。この画像ではわかりづらいかもしれませんが、『板金タービンハウジング』であります。

通常、鋳物で作られるタービンハウジング(排気側)を板金二重構造として、ハウジングが熱エネルギーを奪ってしまうのを抑え、エンジン始動直後から触媒の活性化を促そうというアイデア。展示のプロトタイプでは、触媒とのフランジ部分は鋳物となっていましたが、それでも軽量化(鋳物と比べて15%ダウン)を実現しているとか。

さらに形状最適化の面でも有利といいます。ダウンサイジングターボもそろそろ目新しさがなくなっている、伸びしろが感じられなくなっているような気もする昨今ですが、あらためてターボエンジンの可能性に期待してしまうテクノロジーなのです、エエ。


精進します。
  







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