航続可能距離表示で四桁に達するロングツーリングポテンシャルを持つオデッセイハイブリッド。そのテクニカルなポイントはハイブリッドシステムの核となる駆動モーターでありましょう。

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従来というか、通常は銅線を巻いているモーターですが、オデッセイハイブリッドに向けて新開発されたモーターは複合皮膜の角型銅線を曲げ成形してコアに挿入するという新製法。これにより23%の小型・軽量化を果たした上で、モーター単体の最高出力を135kW(アコード比で11kWアップ)、最大トルクを315Nm(同8Nmアップ)しているというのがアピールポイント。



そして、巻線から曲げ成形に変えたほか、角型銅線を多点溶接することで、製造コストも大幅に下げているというのが実は重要なポイント。これまでホンダの2モーター型ハイブリッド「i-MMD」がアコードだけにしか採用されていなかったのは、高性能モーターを2つ使うことによるコストダウンの難しさが理由として耳にすることがありましたが、こうしてモーターの量産性が上がることで、ハイブリッドとしての性能向上やプラグイン化への発展性などで有利な2モーターハイブリッドが拡大しそうな予感あり。

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駆動用と発電用という2つのモーターを持つシステムへ対応としてだけでなく、クルマの電動化トレンドニーズが拡大するであろうことを考えると、高出力の駆動用モーターに関する量産性アップ・コストダウンに有効な方法を手に入れることは、将来的な差別化要素にもなるだろうと感じる次第なのでした。このモーター、ピュア電気自動車の駆動モーターとして使えるだけのスペックでありますから。

もちろん、ハイブリッド用モーターは内製となる(ホンダ創業の地である浜松製作所で作っている)から差別化のポイントといえるわけです。決して、サプライヤーから中身を知らされずに買ってきてに組み込んでいるというわけではないのでありました……。



そんなオデッセイハイブリッドの試乗記は、こちら「ホンダスタイル」誌にて(汗)

精進します。








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