K20Cturbo

そろそろ試乗記も出てきているタイミングで、いまさら東京モーターショーにて撮ったエンジン単体の画像を貼っていたりするのは、あれ以来新しいシビックタイプRを見る機会がないからなのでありますが、それにしても前置きの空冷インタークーラーを備えているのに加えて、スロットル手前のパイプにフィンを立てているという冷却へのこだわりが、ポテンシャルの高さを感じさせるエンジンであります、このK20Cは。

日本仕様のシビックタイプR(DBA-FK2)のエンジンスペックは、最高出力228kW(310PS)/6500rpm、最大トルク400Nm/2500-4500rpm。圧縮比9.8というものでありますが、じつはこの数値は控えめというか、エンジンの潜在能力からすると抑えた状態というウワサを中の人方面から耳にしているのでした。

欧州仕様と同じ最高出力であることを考えれば明確なのですが、欧州でポピュラーなガソリンのオクタン価は95、ハイオクタンでも97といったレベルで、日本仕様でも同じスペックということは、オクタン価100を前提としたカリカリ、ギリギリのセッティングではないというわけ(とはいえ、メーカーとしての耐久性を考慮した制御)。

つまり、自動車メーカーが製品として施せるレベルとしても、日本仕様に限っていえば伸び代はあるという話で、過給圧や点火時期といったプログラムレベルのチューンナップの可能性を含めて、このエンジンの潜在能力に期待しているのでありました。

2015-10-29-14-44-25


さらに、クローズドコースでちょい乗りしたという方に話を聞くと、1速でアクセルを踏み込むとホイールスピンをするほどレスポンスよくトルクが出てくるのだそうで。電子制御でいろいろ抑制してしまう時代に、ホイールスピンするという事実だけでも、車両として、いい意味で”やんちゃ”にセットアップされていることが想像できるというものでありまして、いい子ちゃんになるよう抑制せず、それなりに伸び伸びと育てているのだなあ、と感じる次第。

ウワサでは、限定台数(750台)の何倍もの商談希望応募があったというシビックタイプR、ソールドアウトした商品を取材するチャンスはあまりないでしょうから、しばらくは乗ることはもちろん、触れることもないのでしょう。もっとも、乗ったところで、その性能がわかるようなスキルを持ちあわせていないのでもありますけれど(汗)


精進します。
 








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