B21W-151022-04
外観やグレード構成の変化もありますが、デイズというモデル単体ではなく、軽自動車全体のレベルアップとして注目したいマイナーチェンジのポイントは、先進安全装備の充実。

今回のマイナーチェンジでは、先行車や対向車のライト、道路周辺の明るさをルームミラー背面のウィンドシールドに設置したカメラのセンサーで認識し、車速などの諸条件によりハイビームとロービームを自動で切り替える「ハイビームアシスト」を軽自動車として初採用しました。

さらに、これまでメーカーオプション設定となっていた「エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」、「踏み間違い衝突防止アシスト」、一部グレードではメーカーオプション設定となっていた「VDC(ビークルダイナミクスコントロール)」などの安全装備を全グレードに標準装備としました。
ちょっと前までは衝突被害軽減ブレーキなどとも呼ばれていたプリクラッシュブレーキは、ついに軽自動車においても全グレードに標準装備の時代になっているわけです。もちろん、他社に先駆けての標準装備ではなく、すでにデイズルークスは全グレード標準ですし、スズキもラパンは全グレードに赤外線を使ったレーダーブレーキサポートを標準装備していたりはしますが、デイズという日産におけるベーシックモデルへの全車標準化というのは、プリクラッシュブレーキが特別な装備ではなく、軽自動車においても欠かせない、ある意味でユーザーが選択権を持たない当たり前の装備になっているというわけ。

それにしても10数年前まではABSでさえ特別な装備だったのに、ABSやSRSエアバッグは当たり前になって、ESC(横滑り防止装置)も標準化。そして、プリクラッシュブレーキという流れの速さは、しみじみ安全性能の向上が法規においても、市場ニーズでも大きな潮流となっていることを実感するのでありました。

その流れを加速させる次なるアイテムが「ハイビームアシスト」。センサーで前方を監視するのにあわせて、ドライバーの視界を確保する機能も向上させることが、全体としての安全を確保するのでありましょうし、この手のアイテムは車両とのマッチングのシビアさはそれほどでもないはずなので、普及が進むことでサプライヤーの納入価格が下がり、さらに普及するといった風にポジティブに進むと期待してしまうのであります、ハイ。

それはさておき、新しいデイズ、今まで以上に売れそうな予感。個人的には、全体に一世代前の構造だと感じるので、新しモノ好きな向きにはオススメできないのでありますが、逆にオーソドックスな乗り味が好印象という風に市場は受け止めるのであろうな、とも思うのですが、なにしろデビュー時にちょっと乗って以来、触れておりませんから、どんな風に洗練されてきているのかは不明なのですが(汗)
かつてマーチのスペシャルバージョンだった「ボレロ」はデイズへとシフト。この辺りも、日本におけるベーシックカーの位置づけが変わっていくのを感じるでありました。

もちろん、共同開発のパートナーであり、生産担当でもある三菱のeKシリーズも大幅マイナーチェンジしております。

精進します。













人気ブログランキングへ