”感覚のある”インジェクター「i-ART」で進化するVOLVOディーゼルエンジンが、ついに日本上陸であります。

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ともかく、初期に導入される140kW、400Nmというスペックの1968cc4気筒ディーゼルターボ一本。

ボルボの規模と体力を考えると、自社ラインナップを広くカバーできるパワートレーンが必要で、この新クリーンディーゼルもV40からXC60までの幅広い設定となっているのは自然な流れでありましょう。

正式発表前のことですが、先日ちょいのりした印象では、いい意味でディーゼルらしからぬレスポンス感があり、ATセッティングも含めて、ダッシュ力が記憶に残るものでありました。

そのトランスミッションはアイシンAWの8速ATで、駆動方式はFWDに絞ったカタチのラインナップ。しかして、お値段は349万円~と、かなりガンバッタ感もありなのです。
 
しかし、トランスミッションがアイシンAWなのはさておき、ボルボのクリーンディーゼルで肝となっている2500気圧コモンレールや最大9回/サイクルを実現する”i-ART” インジェクターは日本のナンバーワン・サプライヤといえるデンソーの手によるもの。

そもそもコモンレールの量産化を最初に実現したサプライヤはデンソーでありますから(1995年)、こうした技術を実現していることに驚くことはないのですが、日本はディーゼル後進国と思いたい向きには、長年無視されてきた印象もあるのでした。

そもそも石原都知事(当時)によるペットボトルパフォーマンスはトラックの排ガスに対するもので、すでにディーゼルが激減していた乗用車にはあまり関係のない話ではありました。その後に後付DPFが一大ビジネスとなり、それによる問題の数々が生じたのは、また別の問題として(汗)

というわけで、はたしてボルボの幅広い展開が、そうした長年の印象論にどう影響するのか。

そして、これをキッカケに「日の丸ディーゼル」への注目度がアップするとなれば、周辺状況はいろいろと変わってくるかもしれません。

精進します。














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