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2代目となるアウディR8にもピュアEVの”e-tron”は用意されているようで、いまは売っていないモデルながら前後からの透視図が公開されていたので、ほとんど情報はないままにチラ見、いやガン見であります。

何パターンもの透視図が用意されているということは、それぞれに意味があるのでありましょう。

たとえば、こちら。高圧電装系のイラストで気になるのは巨大なバッテリーケースではなく、フロント側
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エアコンやヒーターといった空調システムが高電圧系に組み込まれているということでしょうか。以前からそうだったのかもしれませんし、そもそもリーフでもエアコンやヒーター(水を温めるユニット)は高電圧系なので驚くことではありませんが。それでもミッドシップエンジン車ではエンジンによりコンプレッサーをベルト駆動していることを考えると、電動車両というのは配置の自由度や最適化にメリットあるのだなあ、と再確認であります。

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黒いバッテリーケースが、かなりのスペースを占めていて、1970年代のスーパーカー・ブームにおいて、某車を『12気筒エンジンを運びながら走るクルマ』といった表現をしたことを思い出してみたり。

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なにより、注目なのは駆動モーター。ウネウネとオレンジ色の高電圧配線が表現されているのですが、よく見ていくとコントローラーからして左右独立した二系統システムとなっているようで。

すなわち、ツインモーター、であります。

単純に要求出力と持ち駒の関係でツインモーターとしているのかもしれませんが、左右のトルクベクタリングによるヨーコントロールをしていないわけはなく。

果たして、その狙いが高出力・左右独立モーターでなければ出せないような特別なものなのかどうか、それとも内燃機関的なテイストを再現するために使っているのか、その辺りの方向性と理由(市場調査の結果?)などが気になる今日このごろなのでありました。

そして、コントローラーなどの筐体に入ったZytekのロゴも気になります(汗)

精進します。













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