トヨタとマツダが業務提携に向けての覚書を交わしたとの発表あり。

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トヨタとマツダ、業務提携に向け基本合意
- クルマの魅力を向上させるための具体的な協業の検討を開始 -

トヨタ自動車株式会社とマツダ株式会社は、本日、「クルマが持つ魅力をさらに 高めていく」ことを念頭に、両社の経営資源の活用や、商品・技術の補完など、 相互にシナジー効果を発揮しうる、継続性のある協力関係の構築に向けた覚書に 調印したと発表しました。

 思えば、トヨタとBMWが協力関係となることを締結したのが2011年末で、具体的な動きが見えてきたのが2012年6月のスポーツカー開発の覚書であり、正式に契約を交わしたのは2013年1月でありました。
そして、スポーツカーの共同開発だけでなく、欧州向けのモデルにBMW製のディーゼルエンジンを載せるといったリアリティある協業も進んでおります。

とはいえ、初代BMWミニにはトヨタが小型ディーゼルエンジン(日本ではプロボックス系に載せていたシリーズ)を供給していたりしたので、二社の密接な関係はその頃から存在していたともいえるわけですが。

その点でいえば、すでにマツダはアクセラにトヨタのハイブリッドシステムを載せていますから、なんとも「歴史は繰り返す」という感じあり。
 
もちろん、覚書でありますから、正式契約までは具体的な協業内容の発表がないのも当然であります。スピードが求められる現代社会とはいえ、実際の決断と発表のタイムラグはコントロールするのも当たり前でありますので。

というわけで、BMWとの協業におけるスケジュールを思い出せば、はやければ半年後、遅くとも一年後には具体的な協業についての契約が交わされ、プロジェクトが見え始めるのかな、といった印象。

それ以外に、購買面での協業や、パワートレインの供給といった協力関係は見えてくるのでしょう、おそらく。

そんなわけで、現時点ではトヨタのメリットというのが見えづらい面もある業務提携で、とりあえずは資本提携はしないということらしい両社。

グローバルな動きを睨んでの協業でしょうが、とりあえず国内向けの話としては、マツダが販売する軽自動車の仕入先をスズキからダイハツにチェンジさせることができるとトヨタグループ的には万々歳? などとも妄想するのでありました。

個人的には、プロジェクト/サクシードにSKYACTIV-D 1.5 の搭載などあったら興味深いところです(カローラやヴィッツに積むのはカニバリになるのでマツダはNGでしょうが、商用車なら問題ないと思うので)が、さて?
 
精進します。