E220BT_Sedan_front


新年度、というわけで、前年度のもろもろなデータが速報で出てきております。

ふと、気になってJAIA(日本自動車輸入組合)のデータなどをチェック。

輸入乗用車のシェアトップは予想通りのフォルクスワーゲンで、その規模は62,439台で、 22.26%のシェアであります。そして、2位はメルセデス・ベンツで、驚くことにフォルクスワーゲンに僅差の 61,827台、シェア22.04%。


ちなみに、ドイツにおけるブランドシェアを見てみると、フォルクスワーゲンのそれは日本の輸入市場と似た数字。すなわち、このくらいの存在感というのはブランドからしても妥当なところで、日本の輸入車マーケットはメルセデスが過剰に売れている市場という表現もできるかもしれません。

利益率的な見方をすれば、メルセデスがシェアの20%以上を占めるというマーケットは有望なのかもしれませんが、この状態というのは規模が小さいことを示しているわけで。ラインナップを拡大することでハードルを下げているとはいえ、けっして大衆車とはいえないメルセデスが、これだけシェアを占めているということは、日本における輸入車市場のベースとなる販売価格が高く、まだまだ裾野が狭いことを感じるのでありました。

そして、メルセデスの絶対的な販売台数はそのままにシェアが下がるときが、輸入車市場が次のステージへ成長したことを実感するのでありましょう。そのためには、ドイツ系以外のブランド、PSAやFIATChryslerの躍進が必要なのでしょうが……さて?


■参考リンク
日本自動車輸入組合 2014年度輸入車新規登録台数(速報)
http://www.jaia-jp.org/wp-content/uploads/2014FY_NewCarNews.pdf 


マークラインズ自動車産業ポータル 自動車販売台数速報 ドイツ 2014年
http://www.marklines.com/ja/statistics/flash_sales/salesfig_germany_2014 

 

精進します。