3S-GTE以来となるトヨタ内製2.0Lガソリンターボ「8AR-FTS」を搭載したレクサスNX200tが欧州でもローンチのようで、エンジンメインでをアピールするリリースが出ております。
 

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注目はインタークーラー。

そもそもインタークーラーとは、ターボチャージャーによって圧縮したことで上昇した温度を冷やし密度を上げるという、なんともマッチポンプ的かつ、ターボには欠かせないアイテムでありますが、NX200tのエンジンでは水冷式を採用しているのが現代的なトレンドであり、アピールポイントとなっております。
The water-cooled intercooler provides strong advantages in starting off acceleration and a 0.3-second reduction in 0–100km/h acceleration time over an air-to-air type alternative. The acceleration curve prioritises torque delivery at low speeds. 

the new engine generates maximum power of 175 kW/238 DIN hp at 4800-5600 rpm and 350Nm of torque from 1650-4000 rpm, giving the NX 200t a 0-100 km/h acceleration time of 7.1 seconds and a maximum speed of 200 km/h The turbo returns an average fuel consumption of 7.7 l/100 km generates CO2 emissions of 178 g/km.
一般論で水冷式インタークーラーのメリットは大きく2つ。

ひとつは風の当たる場所に設置しなくて済むのでレイアウトの自由度があがり、パイピングを短くできること。それによりレスポンスを向上させるわけです。

もうひとつ、走行風により冷却する空冷式インタークーラーは走行速度によって冷却性能が左右されますが、水冷式であれば低速域から十分に機能するため、吸気温度の管理がしやすく、速度や外気温に関わらず狙った通りの性能が出しやすい点。

そうしたメリットはより、NX200tにおいては0-100km/h加速で0.3秒もの短縮を実現したとのこと。もっとも、この数字自体は大袈裟な気もしますが……。

この数字をそのまま信じれば、0-100km/h加速7.4秒が7.1秒になったということで、4~5%のパフォーマンスアップにつながったといえそう。

なるほど、ダウンサイジング指向から過給エンジンがトレンドになる中で、水冷式インタークーラーが増えているわけです。とくに低速域での冷却性能という点は、ダウンサイジング過給エンジンの求める日常域での性能確保に合致するものですから。

逆にいえば高速域での性能をメインに考えた場合は、空冷式インタークーラーで十分に冷却性能を満たすわけですし、冷却水のぶんだ重量増になるという水冷式のネガをクリアできるのでありますが。


それはともかく日本においてNXは人気で納車は数ヶ月先とのこと。景気回復しているようです(汗)


精進します。