
2015年3月に先行予約、6月に販売開始という 4代目ロードスター、1.5Lで1.0t という基本プロフィールが発表されたのは記憶に新しいところですが、どうも価格については250~300万円というアナウンスがあった模様。
初代ロードスターが170万円程度であった記憶からすると、ずいぶんと高いスターティングプライスになったものだと思う向きもありましょうが、その初代ロードスターはパワステ&パワーウインドウもオプション設定でありましたから、そのまま比較するのはナンセンス。それに消費税も当時の3%から8%へ上がっておりますし……。
もっとも、アナウンスされた250万円~という数字が、税込みなのか本体価格なのかは不明であります、あしからず。
さて、この価格は賛否両論。
排気量やパフォーマンスは関係なしに、オープン2シーターという贅沢品としてはリーズナブルという声もあれば、「装備を見直せば、もうちょっと手頃な価格にできるのでは?」という声もあるよう。
個人的には、「ロードスターを作ったら、250万円になった」というより、市場調査から1.5リッターの2シーターオープンを新車で買うようなユーザー層のボリュームと、彼らが支払うであろう予算から導かれたのが250~300万円というプライスゾーンで、そうしたニーズを満たす商品として、新型ロードスターは開発されたという見方のほうが適切な気がするのでありました。
言い方を変えると、『200万でも、250万でも、同じ●●万台しか売れないだろう。だったら、250万円を出してくれるお客様の満足度にプライオリティを置くべき』というロジックから生まれたという印象を受けるのです。
仮に200万円にすると爆発的に売れるというヨミがあれば、1.0tを切るためにフェンダーをアルミにしたり、サスペンションアームをアルミにしたりといった工夫はなかったかもしれません(もちろん、それだけで50万円安くなるわけではありませんけれど)。
また、仮にエアコン・レス仕様を用意したところで、パーツ代よりも、その仕様で認証を取ることや生産のあれやこれやといったコストを考えると、現実的には期待するほど安くはならないだろう、とも思うのでありました。もちろん、かつてはオプションだった安全装備を省ける時代ではありません。

ところで、世界共通のカップカーのほか、新型ロードスターになってもNゼロレースをサポートするような発言がありましたので、NR-Aはラインナップに加わるのかもしれません。
もっとも、NR-Aがシンプルでアフォーダブルなグレードということはなく、ロールケージがついたり、スポーツサスペンションが装備されたりと高価な仕様になる可能性も十分にあるわけでして。そのあたりについては、おそらく9月頃に開催されるであろう筑波サーキットのメディア耐久レースに合わせて発表されるのでありましょう。
精進します。
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