クルマ好きには評価の高い、中には「Bセグメントのベンチマークである」とまで評価する向きもあるフォルクスワーゲン・ポロ。あらたに4バルブヘッドの後方排気レイアウトのターボエンジンを搭載した最新モデルをちょい乗りする機会に恵まれたのでした。

1.2リッターSOHCターボ+7速DSGのパワートレインを持つザ・ビートルを愛車にしていますから、このパワートレインには期待もありましたし、VWのテイストに乗り慣れている部分もあるので、少々厳しい見方をするかも、とは事前に思っていたのではありますが、期待が高過ぎたのか、ちょっと満足度低しだったのは、自分自身として意外な結果。

たしかに、Bセグメントとしては高級感を演出する「しっとり感」はハイレベルなのかもしれませんが、そこにフェイク臭があるのが気になるところであり、期待値に届かないと感じた大きな理由。

ベンチマークというくらいですから、高級感の中に「真に高級」であるファクターを求めてしまうのですが、どうにも表面上の演出が色濃く、ちょい乗りでは、本当の姿が見えづらいのでありました。そして、ときおり垣間見える本質に、「しっとり」ではなく「ザラザラ」といったムードを感じてしまったのも正直なところ。

たとえるなら、ガサガサの唇に、リップクリームとグロスをのせて、プルプル・ウルウルに見せているようなイメージ。

いや、たしかに自分の愛車であるザ・ビートルと同等の車格を感じさせますから、ワンクラス上の乗り味を実現しているのは間違いないのでしょうが……。そんな感じの、なんとも、しっくり来ない、初ちょい乗りだったのは、先日マツダ・デミオに触れてしまったからでしょうか。

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なかなかフラットに見るというのは難しいものです。

精進します。

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