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オートギヤシフト、簡単にいえばRMT(ロボタイズド・マニュアルトランスミッション)でありまして、すでにスズキは横置きレイアウトでは市販しているのですが、それを軽トラにも展開というわけです。

シフトチェンジはエンジンと協調制御という触れ込みではありますが、おそらくシンプルに速度とエンジン回転での制御も可能でしょうし、かつてトヨタがMR-Sで実装したように、クラッチ操作だけを自動にするセミオートマというのもありえそう。

そんなシステムが、1990年代にカプチーノに搭載されていて、しかもパドルシフトだったら、と妄想するのは、カプチーノのコクピットの狭さに閉口しつづけたメタボだからでしょうか(汗)


AGSを利用して、パドルシフトのセミオートマが可能になるとすれば、具体的には、スズキのエンジン・ミッションを使ったケータハムにも搭載できないものか、と想像は羽ばたくばかりなのでした。
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ステアリングとシフトノブの位置も近く、パドルシフトにするメリットはそれほどないかもしれませんが、ステアリングから手を離さずに済むというのは、こうしたピュアスポーツであればメリットとなりえそう。もっとも、ケータハムの場合は、3ペダルで操作することにも意味ありかもしれませんけれども。

何にしても、キャリイで使っているシフト周りをそのまま移植するのは、前倒しでシフトダウンという配置はいいとして、それ以外はノーサンキューという感じではあります(汗)
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もっとも、キャリイのAMTの仕上がりを確認していないので、クラッチコントロールがどこまで洗練されているかは不明ですし、その仕上がり次第ではスポーツカーに使えるものではないかもしれませんが。

実際、フォルクスワーゲン up! のシフト&クラッチフィールから想像するに、どんなに洗練させてもRMTという仕組みでは厳しいのかもしれないなあ、と思う部分もあったりするのでして……。