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Sales release for S 500 PLUG-IN HYBRID: First PLUG-IN HYBRID with a star starts http://t.co/gn0pTnVk6H
2014/07/31 18:18:35
the Mercedes-Benz S 500 PLUG-IN HYBRID can be ordered for prices from 108,944.50 euros
日本円換算でおよそ1500万円というS500プラグインハイブリッド。外部充電にかかる時間は充電率20%から100%で約4.1時間(230V/8A)で、EV走行で33kmほど走れるというスペック。もっとも、公表されているパーセンテージの数字は、バッテリーに対するものなのか、SOCの上限を100とした数字なのかは不明でありますが。
それはさておき、S500プラグインハイブリッドは3.0リッターV6直噴ターボエンジン(245kW・480Nm)とモーターを組み合わせてシステムでは最高出力325kW、最大トルク650Nmとなっております。
その一方で、二酸化炭素排出量は65g/kmとなっておりますが、これはもちろんNEDCモードでの計測における数字であって、プラグインハイブリッド全般に、連続走行になって外部充電でのメリットが減っていく走らせ方になるとスペックとは桁違いの二酸化炭素排出量になるのは周知の事実。
だからといって、スペックの数字が参考にならないと一刀両断してしまうのは、ある種の気持ちよさはあっても建設的ではないのも、また事実であります。
NEDCでも、JC08モードでも、いずれにせよすべての運用方法にマッチさせるのは不可能で、そこに差が出てくるのは必然。ならば、せめてプラグインハイブリッドのメリットが出てくる連続走行の上限値みたいのを参考データとして表示できるとユーザーの役には立ちそうなどと考える次第。たとえば、計測モード的な走らせ方として、連続走行は何kmまでがプラグインの効果を引き出せるのか、といったもの。それにしても、使い方は千差万別なのですべてのユーザーが納得いくものにはならないにせよ……などと思う今日このごろです。
