Vehicle Prototype 1

というわけで、各所で話題となっているGoogleのセルフドライビングカー。既存の自動車ベースではなく、自動運転を前提に作ったシティコミューターのプロトタイプで、ハンドルやペダル類がないというのが話題のようですが、まあ自動運転専用車ですからスタート/ストップのスイッチと目的地を設定する入力デバイスがあればいいので不思議な話ではありません。

そんなプロトタイプを見ての第一印象。


じつは、直前に自動運転(だけの交通社会で、無事故であること)を前提とすれば、クルマのスタイルは変わるのでしょう的なコラムを書いていたのですが、現実のほうが先を行っておりました(汗)


クルマの操作に関する入力系を省くということは、免許も不要ですが、すべての責任はハードウェア側が負うという話で、法整備などややこしいことにはなりそう。

自動車メーカーが操作系を残しているのは、既存モデルをベースにしているというだけでなく、クルマが判断できず、フリーズしてしまうような状況において、ドライバーの操作がオーバーライドする(優先される)ことを考えているからで、すなわち運転責任はドライバーマターという立場だから。その意味で、Googleのプロトタイプは企業姿勢として踏み込んだ印象あり、なのでした。


ここだけの話、空間センサーをルーフ上にド~ンと配している段階で、技術的なコストダウンは進んでいないのだろうな、という印象ですし、まさにプロトタイプの枠内にあるクルマと思えるのですが、ともかく操作系を省くという何歩も踏み込んだチャレンジには驚くばかり。







そのほか、もろもろ自動運転について思うところをUstreamでダラダラ話ております。お時間あるときにでも(汗)


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