日本の衝突試験、JNCAPにおいてVWゴルフがホンダN-WGNに総合点で下回るという結果になったわけですが、これをして「日本の基準に合わせたモデルであり、ガラパゴス化の象徴である」という批判も出てくることが予想されます。では欧州でのテストでは、どのような結果になるのか気になるところ。


とはいえ、日本国内専売モデルである軽自動車はEURO NCAPでテストしているはずもなく。そこで、JNCAPで184.6点だったアウトランダーPHEVと176.7点のゴルフの試験結果を映像で見比べてみることに。



 


いずれもファイブスターの評価を受けているのは日本でのテスト同様で、クラス分けレベルでの評価としてはそれほど変わらない結果といえそう。

では、気になる評価は……

ゴルフ 前席(大人)34点 後席(子供)44点 歩行者保護24点 安全装備5点
http://www.euroncap.com/results/vw/golf/500.aspx

アウトランダーPHEV 前席(大人)32点 後席(子供)41点 歩行者保護23点 安全装備7点
http://www.euroncap.com/results/mitsubishi/outlander_phev/543.aspx


というわけで、大筋の評価としては日本もEUROも大差ないものの、やはり逆転するのでした。ただし、この結果をして、「欧州基準では逆転するということはJNCAPは見直すべし」と主張するのは早計といえましょう。それぞれ母国(ホーム)でのテストで有利なだけでは、なんともいえません。むしろ、ここは日独系のメーカーそれぞれがアウェイであり、主戦場であり、厳しい独自基準を掲げるIIHS(北米)でのテスト結果も踏まえて判断したいと思ったのですが、北米ではゴルフ7は価格が発表されたばかり。まだテストされていないようなのでした(汗)

2015US_Golf_TSI

ちなみに、北米では1.8リッターのガソリンターボ(TSI)と2.0リッターディーゼルターボ(TDI)のラインナップとなる模様。ガソリンモデルは17,995ドル~、ディーゼルは21,995ドル~となっているようです。