2013年の東京モーターショーにてプレミアを飾り、ヒットを続けるホンダの軽自動車 N-WGN(エヌワゴン)が、JNCAPにてファイブスター賞に輝いたそうで。

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細かい条件もありますが、基本的には208点満点の試験において170点以上を獲得したクルマに与えられるのがファイブスター賞で、平成25年度の受賞は7モデル。


そして、軽自動車として初めてファイブスター賞を獲得したN-WGNは、フィットやゴルフよりも安全性能総合評価が高いというのは、なんとも驚くばかり。


この結果だけを目にすると、軽自動車のほうがゴルフより衝突安全性能に優れている! と思ってしまうかもしれませんが、評価点の内訳を見ると、単純にそうとは言えない部分もあり。

そもそも、JNCAPの総合評価は、乗員保護(100点)、歩行者保護(100点)、ベルトの非着用時警報(8点)の合計ですから、総合評価が、いわゆる衝突安全性≒乗員保護性能を示しているわけではないのでありました。

もちろん、現代のクルマにおいては歩行者保護は重要なテーマですから無視できないのは当然なので、こうした評価がおかしいという指摘はナンセンスとは思いますが、衝突安全性だけの評価ではないのであります。

というわけで、N-WGN、フィット、ゴルフの内訳を乗員保護、歩行者保護、ベルトの非着用時警報の順に並べてみると……

N-WGN 87.35 85.50 6.0
フィットHV 92.59 81.41 4.0
ゴルフ 90.82 80.89 5.0


なるほど、N-WGNは歩行者保護で得点を稼いだことが、ゴルフやフィットを上回った大きな理由といえそう。

だからといって、N-WGNの乗員保護性能が低いと批判するわけではなく、この得点は軽自動車としては驚くばかり。なにしろ、同じ車台を持つN-ONEと較べても圧倒的ですから。

ちなみに、N-ONEの評価は以下の通り。

N-ONE 79.71 77.83 4.0

軽自動車だから歩行者保護に有利というわけではありません(リアルワールドでは差がありそうです)が、ともかくN-WGNの安全性能総は総合的に高いレベルにあるのでした。

なお、N-WGNよりも評価点の低い登録車というのはザラにあるわけですが、最後にグローバルカー2台をピックアップして、その評価点を並べておきましょう。あくまで並べておくだけで、他意はありません(汗)

ミラージュ 78.80 84.62 0.0
シルフィ 77.68 85.27 0.0


N-WGN_JNCAP10
【2014.05.15 動画リンク追加しました】