1997年から発売開始されたトヨタのハイブリッドカーが、2013年12月末までに607.2万台をセールスしたそうであります。

プリウスの発売が1997年12月ですから、実質的には16年で600万台突破といえるのでしょうか。

さて、リリースには各年の販売実績と累計台数、モデルごとの国内・海外での販売実績の一覧が載っておりますが、ここで注目したいのは、国内よりも海外で売れているハイブリッドモデル。国内のマーケットスケールを考えると、ほぼ同等であっても国内中心のセールスといえますし、モデルによっては国内専用、海外専用となりますので比較も難しいものもありますが、おおむね国内が売れている印象。その中で興味深いのはレクサスCTの実績。


どの地域で売れているのか、今回の発表からは不明ですが、レクサスRXはともかく、CT200hが売れているというのは意外に感じるのは自分だけでしょうか。

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ところで、トヨタのハイブリッドカーといえばネットなどでは都市伝説的に「7年目にバッテリー交換が必要になる」と言われております。

たしかに、初期のニッケル水素バッテリーがメモリー効果なのか傷んでいくのが乗っていても体感できたのは否定しませんし、ホンダのハイブリッドに乗っていた自分も新車時と4年目でバッテリーが弱っている感じを受けたことは記憶に残っております。

とはいえ、トヨタのハイブリッドカー累計販売台数を見ていくと、7年目に交換が必要になる というのは、ちょっと大げさ過ぎるという感じ。

たしかに1999年までは国内販売しかしておりませんし、累計でも3.32万台なので初期トラブルに手厚い対応ができたかもしれません。しかし、いまから7年前となる2006年の段階でグローバル累計販売台数は86.59万台に達しているのです。この規模で、仮に世界中でバッテリー交換が発生するとなったら、さすがに大問題になっているのでは? 

さらに、2007年あたりから加速度的にセールスは伸びていて、2013年の一年間で127.94万台もグローバル販売しているトヨタのハイブリッドカー。はたして7年後のバッテリー交換がわかっていて売り逃げできるような規模でもありませんし、そうなったらトラブルになって会社が持たないのも判断できるでしょう。

ですから、いまだに「ハイブリッドカーは駆動バッテリー交換が必須!」と主張するのは、不自然というか、素直に頷けない感じではあります。もちろん、交換が必要になる個体がゼロということはありません。でも、それはエンジン車でも、使い方によってはエンジンブローしたり、オーバーホールが必要になったりするケースが起きるのと似たようなものだとは思う次第です、ハイ。

もちろん、バッテリー交換が必要になるのでハイブリッドカーを買わないという主張は否定するものではありません。なにしろ大きな買い物です、自分が納得いかない機械を、買う必要なんてないわけですから。

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