2014年からWTCC(世界ツーリングカー選手権)に、セバスチャン・ローブを擁して参戦するシトロエン・レーシングのマシンが、どうにもシトロエンに見えない今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。


とまあ茶化してしまいましたが、お披露目された Citroën C-Elysée WTCC が、どうにもシトロエンらしさが薄いという第一印象。レギュレーションに合わせて、ベストを目指しているのでしょうし、カラーリングでシトロエンらしいブランディングをしていくのでしょうが、もうちょっとシルエットとしてシトロエンぽいユニークさがあったほうがマーケティングになるのでは? などとも思うのですが、WTCCがプロモーションの対象としているであろうエリア(東欧・南欧~中東・東南アジア)でいうと、このスタイリングがウケるということなのだと思う次第。

その意味では、シビックWTCCは、ヨーロッパのメインストリームでウケそうなスタイリングで、ブランド力とマーケティングのバランスが、こうした違いを生むのかどうか、気になるところでもあります。

2014_wtcc_civic



しかし、2014年のWTCCマシンはずいぶん派手になりました。以前のマシンが市販車ベースというイメージなのに対して、市販車のイメージを残すレーシングカーという印象。もっとも実態としては、たいして変わっていないのでしょうけれど(汗)

WTCC Civic

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