トーキョーでワールドプレミアしたレクサスの新クーペ「RC」にはやくも追加モデル。デトロイトショーにてプレミアムスポーツとして(おそらくV8エンジンを搭載する)「RC-F」がワールドプレミア予定。

というわけで、ワイドでアウトレット付きのフロントフェンダーだの、アウトレットを備えたフロントフードなどのディテール画像がティザーとしてチラ見せなのであります。

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これには、正直びっくり。

歩行者保護を考えると、フロントフードにダクトをつけるのは難しい昨今でありますから、ドレスアップ的な要素でつけているとは考えづらく、つまり歩行者保護対策で手間が増えることよりもダクトの必要性が高いといえるわけですから。

そして、このダクトの角度からすると、これはエア・アウトレットであって熱気を吐き出すために追加されたと予想されるわけ。

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V6エンジン搭載のベースモデルのスケルトンから予想するに、エンジンの前側にアウトレットが位置するように見えるので、おそらくラジエターを通り抜けた風を抜くためなのだろうな、と思う次第。

では、なぜゆえにラジエターを冷却する走行風を上に抜く必要があるのか? 

素直に考えると、下から抜けない、すなわちアンダーカバーを装着しているので、上に抜く必要があるといえそう。仮に空力のためにアウトレットと考えると、フロント・アンダーカバーだけでなく、リアにいたるまでかなり徹底した空力チューンが施されていると予想され、全体像への期待が高まるのでありました。



 ※画像はイメージ……です
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