メルセデス・ベンツの基幹モデルといえる「Cクラス」がフルモデルチェンジ。190Eから数えて5代目(おそらくW205型)となるモデルがフォトデビューでの第一印象。

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先入観なしでエクステリアのオフィシャルフォトを眺めた印象を正直にいえば「FFみたい……」というものでありました。ロングノーズは典型的なFRシルエットだろう、と叱られるかもしれませんが、最近のFFはこうしたプロポーションを持っていることもあるような気がするものですから。

というわけで、イメージ画像(汗)
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CクラスのAMGライン(一番上の画像)とCLAのフロントイメージであったり、サイドのキャラクターラインであったりという部分からはCLAとCクラスで共通のイメージを持たせたいのだろうな、と感じてしまうわけです。逆にいえばCLAと似たイメージを受けたことが「FFみたい」という第一印象につながったのかもしれません。それにしても、こうしたクロスオーバー的なラインナップというのは、グローバル化の影響なのでありましょうか?

似たイメージといえば、Cクラスでもナビ画面はオンダッシュ的な配置となっていて、これもイメージの統一を目指したのでしょうが、そのあたりに市場がどうに反応するかは気になるとことであります。

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個人的には、後付ぽく見えて、あまり好みではないのですが、モニターの理想的なポジションを考えると理に適っているレイアウトなのでもありましょう。

インテリアといえば、リアシート。
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実質4人乗り。中央のシートベルトキャッチャーが埋め込みタイプになっているのも、そう感じる部分なのであります。ときどき後席中央のヘッドレストなどについて 「大事なひとを乗せるのに安全装備がおざなりなのは許せない」的な批判もありますが、この後席中央についていえば、背もたれ部分はアームレストを収納しているので快適とは思えませんし、シートベルトも前述した理由で装着がスマートではないでしょうし。なにより幅が狭いので「大事なひとを乗せるのは失礼に感じるスペース」と思うのでありました。