というわけで、直噴ガソリンターボエンジン「VTEC TURBO」シリーズを発表。

トップレンジとなるのは、赤いカムカバーを持つことからも、次期シビック・タイプRに搭載されるであろう2.0リッターターボ。
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現時点では、280馬力を想定しているそうで。

環境性能との両立をしなければいけないこと、おそらくイメージを重ねてくるだろうWTCCマシンが300馬力程度なことを考えれば、市販車で280馬力というのは十分でしょうし、実際問題があるとは思えないのですが、スペックとしてはちょっとばかり残念な感じもあり。

というのは、今回の東京モーターショーでジャパン・プレミアをかざるプジョーRCZ Rが、1.6リッターターボながら199kW(270馬力)というスペックを実現しているから。最高出力という一瞬のピーク値を追いかけることと実際の走りには関係ない部分もあるとはいえ、実用車であるならまだしも、スポーティグレードであれば、リッター当たりの出力でトップレベルであることも、また商品性ではないかと思うわけです。

プジョーのそれがリッター当たり169馬力ですから、2.0リッターターボであれば340馬力くらいの数字は見せていかないと、実際にいくら速くてもアピールしきれないのでは? 

いや、かつて欧州メーカーはスペックよりも実際の走りをアピールしていたものですが、中国やロシアといった成長市場のトレンドに合わせて、わかりやすい数字というのも大事な要素になっているというのが昨今の印象。そうした市場をターゲットにしていないにせよ、マーケティング的には数字での勝負も大事なのでは、と考える次第なのでありました。

ところで、この新VTEC TURBOを並べてみていると、1.0リッターの3気筒エンジンにちょっとした違和感。それは、インタークーラーが描かれていないだけではありません。
3機を並べたイラストでは正立していますが、補機の感じ、オイルフィルターの角度から、この3発エンジンは斜めに傾けて搭載することをイメージしているような気がしてなりません。そう、かつてのトゥデイやビートのような積み方が想像できてしまうのです……。