日産が自動運転の公道実験を開始! というニュースあり。そして、車両画像を見て興奮気味に連続ツイート。



「いわゆる空間センサー」とは、自動運転カーのルーフなどについている3Dレーザースキャナを思い浮かべながらの発言。トヨタの自動(無人)運転実験車両においてもルーフ上に円筒状のセンサーらしきものが確認できます。

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しかし、リーフの実験車両では、そうしたレーザースキャナぽいものが飛び出しているわけではなく、ただしバンパーやドアには窓が開けられていて、なんらかのセンサーが仕込まれているであろうことは予想できるわけで、非常に気になるのであります。


空間センサーらしきものが確認できないからというのは評価要素としては決してマイナスというわけではありません。仮に、3Dレーザースキャナをコンパクト化できた、もしくはナシでも空間認知が可能になっていれば、しかも比較的コスト面で有利なセンサーで実現していたとすれば、それは普及に向けて大きな一歩といえますから。

似たような話でいえば、スバルのアイサイトにしても市販当初のシステムではミリ波レーダーとステレオカメラを併用していましたが、ステレオカメラだけで十分な精度が出せるということで、現在の普及帯となるコストを実現しているという面がありますから。


しかも、公開されているコクピットの画像からは、配線がスパゲッティのようになって、典型的な実験車両ではなく、ドライバーの環境は標準車そのままに整った様子が伺え、現段階でかなりの完成度にも見えるのが、いっそう気になる一台となるわけです。


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被写界深度的に細部がわかるづらい画像ではありますけれども(汗)