
The ZEOD RC (Zero Emission On Demand Racing Car) will make its race debut at next year’s Le Mans 24 Hour. The global leader in electric vehicles for the road, Nissan will trial variants of new electric drive train technologies as part of its intended future return to LM P1 competition to challenge for overall victory at the world’s most prestigious endurance race.2014 Le Mans Garage 56 Entry
※太字は当方で加工
今週末はル・マン24時間ですが、日産が来年のガレージ56(先進技術モデルの特別枠)で走らせる予定というニューカー「ZEOD RC」を発表。
「Nissan ZEOD RC」は、「日産リーフ」のリチウムイオンバッテリー技術を活用
「Nissan ZEOD RC」は、時速300km以上のスピードを実現
2014年のル・マン24時間レース参戦に向け、技術テストを開始
見ての通り、デルタウイングをクローズドボディにしたモデルで、当初はエンジン供給というスタンスだったのが、いつの間にか日産のプロジェクトになっているよう。マシンの開発予算を考えると、こうした体制のシフトは有利でしょうから、そこは自然な流れと感じる次第。
ただ、もともとデルタウイングの出自を知っている層にとっては、いつまでも違和感は残り続けるのか、どこかで日産のモノとして消化できるのかは気になりますが。個人的には、なかなか消化できそうにありません(汗)
しかも、2013年もアメリカではデルタウイングレーシングとして直噴ターボエンジン、ブリヂストンのタイヤというパッケージングで、チーム監督ドン・パノスという体制で走っているらしいのも違和感につながりますが……。
ところで、日産が2014年のル・マンに走らせるという「ZEOD RC」は、どんなクルマなのか気になるところ。シャシーは見ての通りでありますが、注目はパワートレイン。
日本語のニュースリリースで、シンプルに電動と表記するのではなく、あえて『電力駆動』としている点。そして車名に『オンデマンド』となっているあたりから、純粋な電気自動車ではないと予想されるわけです。
そもそも、現在の技術レベルを考えると、来年のル・マンに純電気自動車を走らせるのは無茶な話。バッテリーの搭載量次第ですが、トータルパッケージを考慮して積める量を考えると、5周程度しか走れないのではと粗計算。だとすると、バッテリーをカセット化して、こまめにピットで交換するというふうに考えられますが、それでは勝負権を失ってしまいそう。
そうした状況と、オンデマンドという言葉をキーワードにして考えると、純電気自動車ではなく、小型エンジンを積んだレンジエクステンダーEV的なパッケージが想像できるのですが、公開されている画像には排気口らしき部分は認識できないので、発電用エンジンを積んでいる可能性はなさそう。
ということは、燃料電池(FC)と考えると辻褄が合いそう。であれば、水素エンジンでのレンジエクステンダーというもありえるかも? とはいえ、圧縮水素をレーシングカーに搭載することは安全面から周囲を説得するのが難しいでしょうから、ガソリン改質FCとするのが妥当か……などと想像が膨らんでしまう夜なのでありました。









