セレナのS-HYBRIDについて、いろいろ思うところあり。で、なにが気になっているかとテーマをシンプルに考えなおしてみれば、ハイブリッドの定義であろうと辿り着いた次第。
もともとセレナにはECOモーター(Energy Control Motor)というアイドリングストップ用のスターター・オルタネーターを搭載しているので、常時つながっている状態のモーターでクランクシャフトを回すという風にハイブリッドを定義すると、すでにハイブリッドカーだったことになります。
とはいえ、この場合はモーター出力を駆動力には原則的に使わないので、ハイブリッドとは呼べないのだろうな、とも。一方、S-HYBRIDの場合は、タイヤの駆動力としてモーター出力を使うモードが存在することがハイブリッドと呼べる理由なのかもしれません。
とはいえ、伝え聞くところによると、セレナS-HYBRIDのモーター出力は1.8kWということで、これはほとんどセルモーターのスペック。エンジンとモーターの両方からハイブリッドで駆動力が伝わるモードがあれば、この程度の出力でハイブリッドカーとして認可が降りるというのは、目からウロコ。
ということは、セレナの排ガス記号が「DAA」なのでしょう。車検証を確認するまで信じられない今日この頃です(笑)