パジェロミニの生産終了というニュースに、「軽自動車における4気筒エンジン消滅の危機」などというエントリをあげてみたわけですが、4気筒エンジンに限らず三菱の軽自動車は、ほぼ車種毎専用パワートレインという贅沢なラインナップ。パジェロミニに限らず、整理が必要な時期なのは確かにそうだろうな、と思う次第。
まず、パジェロミニは縦置きの4気筒エンジン(4A30型)。
eKシリーズは横置きの3気筒(3G83型)。
商用車のミニキャブは同じく3G83ですが縦置きレイアウト。つまりミッション系は異なるわけです。
そしてアイがミッドシップ(ほぼリア)に横置き搭載する3気筒エンジンは3B20型というアルミブロックの最新型。
さらにアイミーブやミニキャブミーブは電気モーター(Y4F1型)となっています。
つまり縦横のレイアウトも含めると、各車が専用パワートレインになっているといえる状況で、これは確かに整理が必要だなとあらためて思う次第。
個人的にはアイに積んでいる3B20を、eKワゴンに搭載したならば、どんなフィーリングになるのか気になりますが、そのあたりは日産と共同開発している次期型モデルに期待、なのでしょうか。