フロントのトレッドを異様なまでにナローとした空力ボディながら、リアタイヤ由来のヨーコントロールで曲がるというデルタウイングレーシングの革新的マシン。今年のルマンに参加すると以前からリリースは出ていましたが、日産がバックアップ(スポンサード?)して本当に走ることになったようです。




こちらはデルタウイングレーシングが2011年に公開したシミュレーション映像。サルテサーキットを3分半くらいでラップするので、トップ集団を形成することは難しそうですが、ピット回数次第ではオーバーオールでも勝負権がありそうな予感あり?!




ちなみに、日産のYoutubeチャンネルでは以下のような説明があります。
欧州日産は、2012年のル・マン24時間耐久レース全く新しいレースカー「デルタウイング」で参戦。現在決定しているドライバーはマリノ・フランキッティとミハエル・ク­ルム。パワーユニットは「Pure Drive」技術を取り入れた1.6Lターボエンジン。ASOが先進技術搭載車両向けに設定したクラス外規格「ガレージ56」としてゼッケン0番を付けて出走。
たしかにエンジンはすでに開発済みのはずですから、おそらく日産は関わっていないはずでして。『ピュアドライブ技術を取り入れた』という表現はお見事! という感じです。