TOYOTA FT-86 Devoted to Innovation というYouTubeなどで公開されているトヨタのオフィシャルティーザームービー、その冒頭にはクルマの玩具であそぶ子どもたちの姿がパンパンパンとはさみこまれていますが、登場するミニカーなどはすべてトヨタ車に見えます。

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最初に出てくる、競争しているモデルカー、向かって右はいわゆるダルマセリカ。左もセリカに見えますが、もしかしたら同年代のコロナかもしれません。

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つづいてウッドデッキで前ヒンジのボンネットを開けたまま走っているのは、こちらもダルマセリカでしょう、おそらく。

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そして組み立てられているプラモデルは、まさしくトヨタスポーツ800。車体は完成しているように見えるのでパーツが残っているのはツッコミどころかもしれませんが、まあそうした演出はスルーして次に。

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テーブルの上で、おそらくドリフト風に走らせている二台のミニカー。子どもが左手で握っているのは赤黒の2トーンカラーからしてもハチロクで間違いなし。右手はGX71マーク2かクレスタといった雰囲気に見えますが、いかに。

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そして嘗め回すように愛でているスケールモデル、こちらは言うまでもなく2000GT。


 

このほかペダルカーを漕いでいるシーンもありますが、スケールモデルとして登場するのは以上の7台。ティーザームービーのイントロ部分ですから、これは単にトヨタ車を登場させているというだという風には思えません。このラインナップには意味があると考えるほうが妥当でしょう。


つまり、セリカ・トヨタスポーツ・ハチロク・2000GTという流れに意味があると思うわけです。


誕生順というわけではありませんから、単純なヘリテージを示すものではないことは明確で、勝手に予想すれば、これは最後まで隠されている車名を暗示しているのではないかと思う次第。


仕向地ごとに様々な車名が使われるでしょうが、そうした名前のヒントになっているのでは? と思うのは深読みしすぎでしょうか。


もっとも、このクルマに「トヨタ2000GT」という名前を使うということは、いくらなんでも考えづらいので、そのままの車名が蘇るというわけではないでしょう。

というわけで、

トヨタ・セリカ2000GT
トヨタ・スポーツ2000
トヨタ・ハチロク2000GT 

といった名前の暗示なのでは、と勝手に予想してみるわけですが、さて?