プレスリリース | 企業情報・投資家情報 | MITSUBISHI MOTORS
三菱自動車、軽商用電気自動車のOEM供給について

三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区 社長:益子 修)は、スズキ株式会社(以下、「スズキ」。本社:静岡県浜松市 会長兼社長:鈴木 修)と、軽商用電気自動車(三菱自動車名『MINICAB-MiEV(ミニキャブ・ミーブ)』)のスズキへのOEM供給に向け、協議を進めることを発表した。

 OEM供給内容の詳細は、今後協議を経て決定されるが、三菱自動車はスズキに対して2012年2月より供給を開始し、2012年度より本格的に供給することを計画している。   三菱自動車はスズキへ車両を供給することにより、量産効果を更に高め、製造コストの削減や生産性の向上を図る。
minicab_miev

というわけで、すでに日産への供給が発表されているミニキャブMiEVがスズキにも供給されるということが公式に発表されました(協議をすすめるとあるのは細かい詰めが残っているということで供給は決定でしょう)。

日産、第二の電気自動車の名前はクリッパー・ミーブで決定?』なんて記事を書いたこともある自分としては、スズキ版ミニキャブMiEVの名前が気になる……はずですが、スズキの場合は量産市販の電気自動車があるわけでもないですし、ブランドイメージとして利用する必要もないでしょうから、おそらくキャリイEVといった感じでシレッと販売されるのだろうなと予想できて、あまり名前を考える気にはならないというのが正直なところではあります(苦笑)

ま、何れにしても量産効果によってバッテリーや生産面におけるコストダウンと経験が積めるのですから、MMCにとってはプラスでしかない話ですし、電気自動車の普及にも一役買う話なのは間違いないところ。

しかし、ミニキャブといえば1999年に新規格対応として誕生しているクルマですから商用車としてもかなりの長寿命。電気自動車バージョンによって、そのモデルライフはまだまだ伸びたでしょうから、どこまで行くのか逆に気になる今日この頃です。