Daimler and BASF combine know-how in pioneering vehicle project | Daimler Global Media Site > Company > Business News
the smart forvision features the first ever all-plastic wheel suitable for series production

センセーショナルに表現すれば”太陽光発電する塗料”を屋根に塗ったコンセプトカーがダイムラーとBASFの共同開発による「スマート・フォービジョン」。


ともかく、この太陽光発電が話題ではありますが、個人的に気になっているのは足元。

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このホイール、なんとプラスティック製なのだそうです。

ならばアルミ鋳造でもできそうな形状なのが、ちょっと残念ではありますが、ともかく走行可能なプラスティック製ホイールというのはインパクト大。

軽くもできますし、また形状の自由度も上がるでしょうから、コンセプトカーにとどまらず、コスト次第では一気に広まりそうな予感がします。


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裏リムに、このようなリブが立っているのがプラスティックでホイールを作る際の留意点なのかもしれませんが、逆にいうとこうした処理をしているということは質量ではなく形状で強度を出しているというわけで、たしかに軽さにつながっているのだなあということを実感。


心配なのは連続走行での熱で、強度がどのように変化するかでありますが、もちろんそのあたりの対策ができたから、こうしてコンセプトとして提示されているはず。


ホイールを交換することを”アルミを替える”などと表現しますが、そのうち”プラを替える”となってしまうのかもしれません。さて、そうした未来はいつ頃やって来るのでしょうか。