ホンダから注目の新型軽自動車ZESTが登場しました。
予想通り、ホイールベースは2420mmですから、プラットフォームは従来の軽モデルであるライフのまま。エンジンも同様ですし、4ATのギア比やファイナルも同じ。14インチタイヤを履くターボグレードでは4.7mという大きめの最小回転半径も共通です。
そして、車高は1635mm(FF)とライフより高くなっております。ちなみにライフの全高は1575~1595mmですから、ちょっと大きくなっているようです。
で、まずはスペック&画像を見ての感想。
・パッと見は、カッコいいですな。
・室内長1810mmというのは広い!
ただポジティブな印象なのは、それだけ。
正直、このモデルの投入で国内販売を増やそうというのなら疑問です。
たしかに直近の軽自動車販売台数でいえば
1位:ワゴンR 2位:ムーヴ 3位:タントとなっていますから
背高系モデルに人気が集まっているように思えますが、
やっぱりアルトやミラやエッセといった背の低い、いわゆるセダン系モデルも地味ながら売れています。だって1月の台数でいえばライフよりもアルトの方が売れているくらいなんです。
つまり販売の現場では背高系とセダン系の両方が求められているのでは?
そして販売台数を稼ぎたいのなら、その両方を用意することは必須では?
と思うのですよ。
また、ライフとゼスト(まだザッツも残っていますが)のラインナップでは、全高1550mm以下のタワーパーキング対応サイズのモデルを持たないことになります。これも疑問です。たとえば本田技研のお膝元である宇都宮あたりでも、駅前の駐車場ではタワーパーキングって見かけますし。けして軽自動車セールスの中心エリアにはタワーパーキングが少ないから問題ないとは言い切れないと思うのです。
それに、このクルマじゃライフと食い合いをするだけで販売台数を増やすというのは難しいと思われます。やっぱり価格的にもこなれたセダン系モデルを追加しなければ軽自動車マーケットにおけるシェアは増やせないのでは? と思ったりして。
もっとも近年、ホンダの軽自動車シェアが下がっているのは販売店での自社登録(ホントは登録じゃなくて「届出」?)が減ったからといわれていますし、この3月から全系列の販売店で軽自動車が買えるようになるそうですから、ZESTの投入で台数が増えるのは間違いないのでしょう。
ただ、やっぱり全高1500mm級のセダン系を出さなきゃ、台数を大幅に増やすのは難しいと思うんだけどなぁ。
結局、付加価値の高いモデルを出したかったのかしらん、というのが結論。
まっ、本音をいえばライフやゼストに使われているプラットフォームやパワートレーンのまま、ちょっとホイールベースを短くして、全高を低くしたセダン系モデルに乗ってみたいだけなんですけど。やっぱり、かつてのトゥデイの印象があるもので。
トゥデイ、ほんとに乗りやすかったし、あの手のクルマでは速かった。GA2シティとビートを足して二で割ったような乗り味で、まさにホットハッチといえる走りでした。
あの感動をもう一度! と願ってやまないわけです。
予想通り、ホイールベースは2420mmですから、プラットフォームは従来の軽モデルであるライフのまま。エンジンも同様ですし、4ATのギア比やファイナルも同じ。14インチタイヤを履くターボグレードでは4.7mという大きめの最小回転半径も共通です。
そして、車高は1635mm(FF)とライフより高くなっております。ちなみにライフの全高は1575~1595mmですから、ちょっと大きくなっているようです。
で、まずはスペック&画像を見ての感想。
・パッと見は、カッコいいですな。
・室内長1810mmというのは広い!
ただポジティブな印象なのは、それだけ。
正直、このモデルの投入で国内販売を増やそうというのなら疑問です。
たしかに直近の軽自動車販売台数でいえば
1位:ワゴンR 2位:ムーヴ 3位:タントとなっていますから
背高系モデルに人気が集まっているように思えますが、
やっぱりアルトやミラやエッセといった背の低い、いわゆるセダン系モデルも地味ながら売れています。だって1月の台数でいえばライフよりもアルトの方が売れているくらいなんです。
つまり販売の現場では背高系とセダン系の両方が求められているのでは?
そして販売台数を稼ぎたいのなら、その両方を用意することは必須では?
と思うのですよ。
また、ライフとゼスト(まだザッツも残っていますが)のラインナップでは、全高1550mm以下のタワーパーキング対応サイズのモデルを持たないことになります。これも疑問です。たとえば本田技研のお膝元である宇都宮あたりでも、駅前の駐車場ではタワーパーキングって見かけますし。けして軽自動車セールスの中心エリアにはタワーパーキングが少ないから問題ないとは言い切れないと思うのです。
それに、このクルマじゃライフと食い合いをするだけで販売台数を増やすというのは難しいと思われます。やっぱり価格的にもこなれたセダン系モデルを追加しなければ軽自動車マーケットにおけるシェアは増やせないのでは? と思ったりして。
もっとも近年、ホンダの軽自動車シェアが下がっているのは販売店での自社登録(ホントは登録じゃなくて「届出」?)が減ったからといわれていますし、この3月から全系列の販売店で軽自動車が買えるようになるそうですから、ZESTの投入で台数が増えるのは間違いないのでしょう。
ただ、やっぱり全高1500mm級のセダン系を出さなきゃ、台数を大幅に増やすのは難しいと思うんだけどなぁ。
結局、付加価値の高いモデルを出したかったのかしらん、というのが結論。
まっ、本音をいえばライフやゼストに使われているプラットフォームやパワートレーンのまま、ちょっとホイールベースを短くして、全高を低くしたセダン系モデルに乗ってみたいだけなんですけど。やっぱり、かつてのトゥデイの印象があるもので。
トゥデイ、ほんとに乗りやすかったし、あの手のクルマでは速かった。GA2シティとビートを足して二で割ったような乗り味で、まさにホットハッチといえる走りでした。
あの感動をもう一度! と願ってやまないわけです。
男性も乗りやすいデザイン、ですか。
勉強になります。
なんか中身がライフだと思うと、
全然違って見えなくて。