先日、新型ストリームに乗ったときに撮影したデータを整理していたら
こんな画像がありました。
何を撮った画像だかわかるでしょうか?
自分の中では下に見えるシルバーのステー部を撮ったつもり。

このステーが使われているのはキャタライザー(三元触媒)とフロントパイプの接合部あたり。キャタライザーを支えるのが目的です。

なんでも現在の排ガス規制をクリアするためにはキャタライザーが大型化する傾向にあって、ストリームのR型エンジンに使われているそれは3~4kgはあるというほど重いのですね。そんなわけでキャタライザーがゆれることでエキゾーストマニホールドやフロントパイプなど前後の排気系に負担がかかり、クラックなど破損の原因にもなるというのです。

しかもR型エンジンはヘッド内で排ガスを集合されるエキマニ・レスの設計ですから
キャタライザーが動くことによる負担はフロントパイプに集中してしまいます。

そこで、このステーが重要な役割を果たします。キャタライザーの下側(接合部あたり)を固定することで揺れを抑え、排気系への負担を軽減できるというのです。

いまさら珍しい部品でもないのでしょうが、撮影したということは何か心に引っかかったんでしょうね。ステーの曲げが琴線に触れたのでしょうか? 自分のことながら、どうして撮影したのか忘れてしまいました。

ただ、それだけの画像なのです。

ボンネットを開ければすぐに見えるのですが、あまり表に出てきて注目されるパーツでもありません。 実車を見る機会があれば、どんなカタチのステーなのか確認してみてください。もしかしたら、ビビッと来るかもしれません!?