先週、マレーシアに行く直前にデリカD:5に試乗しました。正直、重量級ボディと2.4Lエンジンの組み合わせということで、あまり期待していなかったのですが、その走りは中々に力強いものでした。というわけで、たまには雑誌に書いているような試乗記っぽい原稿も載せてみましょうか。ま、書きかけの原稿というか、根本的には雑誌向けの内容ではなかったりするのですけれど……。13年ぶりにモデルチェンジしたデリカD:5は、アウトランダーに始まる三菱の新世代プラットフォーム、新型アルミブロックエンジンといったメカニズムを基礎に、これまで築き上げてきたアウトドアでの走破性を期待させるエクステリアを与えられた1BOXイメージのミニバンである。もっともグレードによっては1・8tにもなる重量級ボディに2・4L直4エンジンとCVTというワートレーンでは力不足かと思うかもしれない。しかし信号ダッシュでは、意外なほどパワー不足を感じない。むしろ一人乗車であればトルクの太さを感じるほどだ。どうも、その秘密はCVTのセッティングにあるようだ。実はCVTユニット自体は最終減速比や変速比幅を含めてアウトランダーと同等なのだが、制御プログラムによってデリカD:5にマッチさせているのだという。たとえばゼロ発進時などの場面では効果的にローギアード領域を使うことで巨体をスムースに加速させることに成功しているといった具合。またシフトポジションをDsにしておくと、20km/h以下の速域ではラフロードにあわせたギア比になるようにセッティングされているという。もともとCVTというシステムは減速比を自由に設定できるのが特徴だが、そのメリットを存分に活かしているといえそうだ。また、こうしてプログラムの変更によって駆動系を共用化できるいうのは生産面でのメリットも少なくないはずだ。いずれにしても、デリカD:5とアウトランダーは、その重量差を考えれば同じ駆動系とは思えないほどのパフォーマンスを披露してくれた。その意味でデリカD:5の、とくにダッシュ力は、メッキグリルが輝くフロントマスクに相応しい力強さがある。なによりCVTという変速システムの懐の深さを感じられたことは、個人的には今回の試乗で最大の収穫だった。
いやいや、こんなにCVTに入れ込んだ原稿じゃ、雑誌には載せられない、というか編集者に怒られちゃいますね。やっぱりブログならではの試乗記でした。
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いやいや、こんなにCVTに入れ込んだ原稿じゃ、雑誌には載せられない、というか編集者に怒られちゃいますね。やっぱりブログならではの試乗記でした。









