ステンレスボディのクルマといえば「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に出てくるデロリアンが有名ですが、この初代カペラもフル・ステンレスボディだったりします。

といっても、量産モデルがステンレスボディだったわけではなくロータリーエンジン累計生産20万機を記念してステンレスで作られた特別な一台というわけ。当時は「記念に絶対に錆びないクルマを作る!」といった意気込みだったのでしょう。それにしても気になるのは、その乗り味。かつてアルミボディのクルマ(ホンダ・インサイト)に乗っていた経験からすれば、ボディ素材の違いが乗り味に与える影響はかなり大きいはず。とくにアルミは変形を許さないかのようなガッチリとした乗り味で、いわゆるスチールモノコックとは違う印象でしたからね。

一方、ステンレスはスチールよりヤング率が大きかったように記憶していますから、同じように作れば間違いなくカッチリ感が高まっていることでしょう。当時、フツーのカペラとの乗り比べなんてしてみたかったものです。いや、どこかの雑誌などで比較試乗をしているかもしれません。そんな記事があったら読んでみたいものですね。