
通称「もみじマーク」と呼ばれるこのマーク、いまさら見たことないって人はいないでしょうが、正式名称はご存知でしょうか?
高齢運転者標識 といいます。
警視庁のHPによれば、表示対象者は
大型自動車免許(第一種)、中型自動車免許(第一種)又は普通自動車免許(第一種)を受けた人で年齢が70歳以上の人です。
たしか、このマークが導入された頃は75歳以上が表示推奨だったように記憶していますが、数年前から70歳以上に引き下げられたのですね。
いまのところ『表示は努力義務であり、表示しないことによる罰則等はありません。』となっています。ですが、努力義務でありますから、メディアは積極的に表示するようにしなければいけません。とはいえ、自動車雑誌を含めたメディアで明らかに70歳以上の人が運転しているシーンで、このマークをつけていた映像を見た記憶がありません。
ただ、そうした状況は一年以内にかわることでしょう。
というのも、今年6月に改正された道路交通法によって公布から一年以内に「75歳以上のドライバーには、高齢運転者標識の表示が義務付け」られると決まっているからなのです。当然、罰金もありますし、昨今はコンプライアンス意識も高まっていますから、義務となれば表示しないわけにはいきません。
つまり近い将来「もみじマーク」は
70歳以上が表示推奨
75歳以上が表示義務という風になるのですね。
その年頃の身内がいる人は覚えておいたほうがいいかもしれませんよ。









