クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2023年08月

徹底したキープコンセプトながら箱→樽→台へ進化する第三世代N-BOX

新型N-BOXは単なるキープコンセプトじゃない。フォルムの変化は後ろ姿でわかる!

いまさらながら、新型N-BOXについての感想をお伝えします。

すでに多くのレポートがあがっておりますので、ご存じのように「日本でもっとも売れているクルマ」ことホンダの軽自動車N-BOXが今秋のフルモデルチェンジを前に、そのスタイリングやコンセプトを公開。

グランドコンセプトは『HAPPY Rhythm BOX』、”わたしも、家族も、日本も、ハッピーになれる”新型車を目指しているというのは、クルマから日本を元気にしようという意思が感じられるもので、その心意気やよし! といったところでしょうか。

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個人的に注目しているのは、とても丁寧に作り込まれた光を発するテールレンズと、その形状が生み出すフォルムのイメージ。振り返れば、初代のテールレンズはスクエアを強調したもので、車名の通りに箱型であることを強調していました。そして2代目ではテールレンズ部分をボディから張り出すように見せることで樽型でワイドな雰囲気を演出しておりました。新しい3代目N-BOXのテールレンズはスーッと上に伸びた意匠かつ、スタンスを効かせた形状のバンパーと合わせて、いわゆる末広がりを強調した台形のフォルムとして、安定感を表現するといった風に進化。キープコンセプトといっても並べてみると、目指している姿が異なっていると感じられるのでは?

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こうした印象を含めて、新型N-BOXについてのコラムも多数寄稿させていただきましたので、ご一読いただけますと幸いです。









なお、いずれのコラムもサムネ画像は標準系N-BOXが使われていますが、ホンダによると直近での販売比率は標準系:カスタム系=4:6となっているそうで、高価なカスタムのほうが売れているとのこと。新型N-BOXの開発では、ニッポンのファーストカーという目標もあったようですが、なるほどセカンドカーという括りから飛び出しているのがN-BOXのポジショニングなのかもしれません。





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平均気温が史上最高となった7月、エブリイの燃費は落ち込んだ

エアコンがフル稼働だった史上最熱の7月、平均燃費はモード値の88%まで落ち込んだ

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毎月のルーティンといえるスズキ・エブリイバンの月間燃費を報告するエントリであります。

結論からいえば、久しぶりにモード燃費を下回る15.1km/Lとなりました。その理由は言わずもがな、命の危機を感じるほどの暑さ対応としてエアコンがフル稼働状態となり、そのぶん燃料消費量が増えてしまったからであります。報道によれば7月の平均気温としては観測史上最高だったということで致し方なし、といったところでしょうか。

なお、毎度掲載しているカタログ燃費値と過去の月間平均燃費は以下の通り。
WLTCモード 17.0 km/L
 〃市街地モード 15.4 km/L
 〃郊外モード 18.0 km/L
 〃高速道路モード 17.1 km/L
JC08モード 18.7 km/L

●月間平均燃費データ
2022年4月:18.7km/L
2022年5月:17.9km/L
2022年6月:18.3km/L
2022年7月:15.3km/L
2022年8月:16.9km/L
2022年9月:17.2km/L
2022年10月:18.1km/L
2022年11月:17.5km/L
2022年12月:15.9km/L
2023年1月:17.7km/L
2023年2月:17.5km/L 
2023年3月:19.8km/L
2023年4月:18.6km/L
2023年5月:18.0km/L
2023年6月:17.7km/L

WLTCモード燃費17.0km/Lを下回ったのは今年初ですが、命あっての物種ともいいますし、エアコンフル稼働で燃費が多少悪化するくらいは許容すべきなのかもしれません。
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