クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします
二輪・四輪にかかわらずパーソナルモビリティが、どのように変わっていくかを考察します

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

2022年08月

スズキの新型・軽商用車「スペーシアベース」をエブリイバン・オーナー目線で切る!

エブリイバンより150kg少ない「最大積載量200kg」がむしろメリットに感じられるワケは?

spaciabase

スズキからスペーシアの新バリエーションとして「BASE(ベース)」が誕生。といっても、こちらのコラムでも触れているように、スーパーハイトワゴン・スペーシアのメカニズム・ハードウェアを使いながら商用チームが開発したモデル。つまり軽バンの新しいカタチとして生まれたモデルといえるのでした。



もっとも、スーパーハイトワゴンのアーキテクチャを利用した軽バンとしては、ダイハツ・ハイゼットキャディーやホンダN-VANといった先達がおりますので、二番煎じならぬ三番煎じというイメージもありますが、コロナ禍における新ニーズ(車中泊・テレワーク・ワーケーションなど)に合致したパッケージを追求したというのがスペーシアベースの特徴といえるでしょうか。

続きを読む

ハイブリッドの最上級グレードでもアンダー300万円のシエンタは売れること間違いなし

価格設定でもルックスでも、なりふり構わずカテゴリートップを狙いに来たというのが第一印象

20220823_01_06_s

スモールミニバンとか、Sクラスミニバンとか、いろいろ呼びかたはありますが、ホンダ・フリードに後塵を拝する状況だった同カテゴリーにおいて、トヨタが本気でトップを奪いに来た…それが2022年8月23日に発表された新型シエンタの情報を目にしたときの第一印象でした。



ヤリスやアクアで鍛え上げたパワートレインは、ハイブリッドのFF車で28.8km/L(WLTCモード燃費)という好燃費。全長・全幅はそのままに全高をあげてそのぶん室内高も稼ぐというパッケージへのこだわり。なにより流行のフレンチミニバンを思わせる「シカクマル」コンセプトのエクステリアは抜群の商品力だと思うのでありました。





 続きを読む

ホンダの高級ブランド「アキュラ」の電気自動車コンセプトモデル

中身はGM、電気自動車時代もアキュラのデザイン言語は大きく変わらない?

04 Acura Precision EV Concept

ホンダが北米にて「Acura Precision EV Concept」なるデザインスタディのコンセプトカーを発表。ニュースリリースのタイトルは『Previews Future Design Language for Electrified Era』となっていますが、基本的には従来からのアキュラデザインのイメージを上手にBEVに入れ込んだといったのが個人的な印象。

それが悪いということではなく、BEVとICEのブランドイメージを統一しつつ、ディテールで差別化するという手法は欧州メーカーでもよく見かけるものなので、プレミアムブランドのアキュラが作る最初のBEVとしては手堅いアプローチといえるとも思うのでありました。

 続きを読む

8月19日は「バイクの日」。二輪の魅力は機動性にあり?【ショート動画】

愛車はワープするような加速が味わえるリッターSS、どこへでもトコトコ行ける原付二種のミニバイクとスクーター

IMG_0766

8月19日は、語呂合わせで「俳句の日」であり、もちろん「バイクの日」でもあります。

というわけでバイクの日に合わせて、3台の愛車で撮った動画と、それぞれのマシンの魅力を自分語り的に紹介してしまおうかと思う次第。

まず1台目が、ホンダCBR1000RR-RファイアーブレードSP。心臓部となる999cc 4気筒エンジンの最高出力は160kW(218PS)で、量産車としては最強レベル。このエンジンを日常的に味わうというか、このエンジンへの所有欲だけで入手してしまったような愛車であります。

とはいえ、現時点では街乗りで、その片りんを味わっているだけに過ぎないので、本当にもったいないことをしているといえるかもしれません(汗)


続きを読む

愛車の記念日に鈴鹿8耐でホンダCBR1000RR-R FIREBLADE SPが初優勝

「Team HRC」が鈴鹿8時間耐久ロードレース 第43回大会で優勝。ホンダ車は2014年以来8年ぶり通算28回目となる勝利

2220807_002H

バイク好きにとって真夏の祭典といえば「鈴鹿8耐」。コロナ禍において休止されていましたが2022年には3年ぶりに開催され、結果としてホンダワークスであるTeam HRCが優勝を果たしました。

レギュレーションとして1000cc4気筒エンジンの市販車改造マシンで競われるのが8耐でありまして、なおかつHRCはホンダワークスでありますから、当然ながら使用マシンは最新のリッターSSであるCBR1000RR-R FIREBLADE。上級仕様のSPをベースとしたマシンが使われているのでした。

車検証の登録日が8月7日になっているCBR1000RR-R FIREBLADE SPを愛車としている自分としては、まさしく愛車の記念日に同じマシンが鈴鹿8耐で勝利するというのは、喜びもひとしおでありました。

続きを読む

素っ気ないエンジンルームは新型クラウンクロスオーバーの残念ポイント?

ひとりの元クラウン・オーナーとして感じた”らしくない”エンジンルームの眺め

トヨタだけでなく、国産車のフラッグシップ的キャラクターである「クラウン」がフルモデルチェンジで大きく変わったことは、かなり世間の注目を集めた模様です。実際、クラウンが16代目へのフルモデルチェンジを発表したタイミングでは多くのWEBメディアにてクラウン祭りと表現できるほど関連記事へのアクセスが多かったという話も漏れ伝わってきているほどであります。

そんな祭りの乗っかったコラムのひとつが、こちら。元クラウン・オーナーの目線を交えながら新型クラウンクロスオーバーはクラウン足りえているのかというのを実車を見た印象も踏まえてまとめさせていただきました。

 

で、こちらのコラムでは「時期尚早」とばかりに触れなかったのですが、非常に個人的なポイントとして気になっているのは、じつは素っ気ないエンジンルームだったりします。

_1030355
続きを読む
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ