クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2022年07月

FR時代のクラウンを江戸幕府にたとえるならば…

トヨタ・クラウンが16代目に進化したのは明治維新? ならば15代目までを徳川将軍と対比させてみる

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トヨタ・クラウンが16代目へのフルモデルチェンジで、ファミリーモデルへの大変革をしたことの余韻が自動車メディアをいまだ震わせています。単なる新車紹介記事だけでなく深掘り系のコラムなどもニーズがあるようで、個人的にも次のようなコラムを書いていたりするのでした。





元クラウンオーナーとしての目線であったり、大学では文学部史学科に通ったりした経験を活かしたコラムだったりするのですが、後者の記事で触れているように、新型クラウンが16代目ということで、トヨタの豊田章男社長は江戸幕府になぞらえて、16代目は明治維新のような大変革だ! と言っているのでありました。

ではFR時代のクラウンと徳川の歴代将軍を対比させると似た部分があるのでしょうか。一気に並べて確認してみたいと思います。

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クルマの電動化時代に語り継ぎたいホンダV12エンジンの咆哮

鼓膜が痛くなるほどの高周波サウンド。12気筒のF1エンジンが奏でたエキゾーストノートは永遠に残したい価値

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後世に残したい自動車世界遺産を独断と偏見で決めてしまう、という妄想コラムをWEB CARTOPに寄稿しています。



個人的に国産車関連で自動車世界遺産にふさわしいと思ったのは、1989年の国産車、ABCトリオ、ドリフト文化、グランツーリスモ(eスポーツ)といった事象。そして、このコラムの中で唯一、単独車種として選定したのがレクサスLFAでした。

その理由は、エンジンとマフラーが管楽器になるということを証拠として示しているからというもの。電動化時代には排気サウンドがなくなってしまうわけで、自動車史に書き留めるべき文化遺産としてエキゾーストサウンドを追い求めたことがあったという事実を残しておくべきとも思うわけです。続きを読む

シビックハイブリッドはレベルが高い。シフトセレクターの感触もカイゼン

50周年のシビックに追加されたe:HEV(ハイブリッド)は欠点を見つけづらい万能選手だった!

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シビックにとって2022年は初代モデルの誕生から50周年という記念すべき年。ちなみに、初代シビックの発表は7月12日だったそうですが、その翌日となる7月13日にシビックに追加されたe:HEV(ハイブリッド)仕様を試乗することができたのでした。

すでに、いくつかのWEBメディアにて試乗記を公開しておりますが、試乗時において走りのネガは感じられず、完成度の高さに”さすが”というのが第一印象。たしかに400万円近い車両価格は、日本の経済状況からするとお客様を選ぶ部分もあって、ホンダのシビックという商品企画からすると、価格設定についてはどうかと思うところはありますが、Cセグメントのハイブリッドカーとしてみるとハードウェアとしての完成度は文句なしというのも、また正直な感想であります。




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電動マイクロモビリティ「Striemo(ストリーモ)」の一次抽選が予定の4倍に到達

ホンダの二輪エンジニアが立ち上げたベンチャーが開発中の3輪マイクロモビリティが人気爆発

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以前、WEBメディアのほうで試乗レポートをお送りした自立する3輪マイクロモビリティ「ストリーモ」が好調に受注を集めているようです。試乗コラムのほうでも記したように、ローンチエディションはネットでの抽選販売となる予定ですが、同社の発表によると予定販売台数の4倍を超える受注を集めているのだとか!

【抽選販売について】
当社では国内一般消費者向けの限定モデル”Striemo Japan Launch Edition(税込価格: 26万円)”の一次抽選販売申込を6/13(月)16:00から 7/31(日)24:00まで実施しております。
(申込ページ:https://striemo.com/apply
抽選販売予定台数300台に対し、48時間で1,200件と多数のお申し込みをいただきましたことから、販売予定台数を追加し、二次抽選販売受付を9月に予定させていただきます。なお、一次抽選結果発表は8月中を予定しております。

過去に電動キックボードには乗ったことがある小生の記事でも、ストリーモの走りについては高く評価しているのは本当に正直な感想なのですが、こうした記事を見て注文が集まっているのだとすれば、記事を信じていただいた読者の方が満足いただけるかどうか、ちょっと心配になってみたり……。

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コスパ良し! 「いつかはクラウン」が帰ってきた!!

はやくも見慣れたクロスオーバーの新型クラウン。2.5リッターTHSグレードのお買い得感は異常

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トヨタ・クラウンが16代目へのフルモデルチェンジを機に「クラウン・ファミリー」としてラインナップを拡大したことが話題となっています。あまりにもドラスティックな進化のために、FRレイアウトを捨てて、エンジン横置きのハイブリッド電動4WDになったことが忘れられているのではないかと思うほど。もし、それが狙いだったとすれば「上手くやった」ということなのかもしれません。



さてさて、トヨタ・クラウンといえばいまだに「いつかはクラウン」というキャッチコピーのインパクト大だったりするわけですが、新しいクラウン・ファミリーの長男ともいえるクロスオーバーは、たしかに「いつかはクラウン」時代の『じつは手の届きそうな価格で、中級グレードのコスパは高い』というクラウンらしさを体現するグレード構成と価格設定になっているというのが個人的な印象。

そのあたりを記したのが、こちらのコラムですが、同じようなパワートレインで比べるとハリアーから15%高という価格設定は、かつてのマークII兄弟とクラウンの価格差というか、立ち位置に似ているという気もするのですが、さて?



新型クラウンクロスオーバー価格帯
2.5Lハイブリッド・・・・・・435万円~570万円
2.4Lターボハイブリッド・・・605万円~640万円

ハリアーのハイブリッド4WD価格帯・・・380万円~504万円
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発売間近! シビックタイプR画像集

シンプルでスマートなフォルムとチャンピオンシップホワイトのボディ色が、レーシングプロトのような凄味を感じさせる新型シビックタイプR

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ついに公開された、新型シビックタイプRのたたずまいはどのように見えるでしょうか。

まったくの個人的な第一印象は「レーシングプロトのようだなあ」というものでした。必要最低限の空力デバイスと十分な開口部を与えられたスタイルは、シーズン前テストに持ち込まれたレーシング・ツーリングカーを思わせるといったところでしょうか。ここからテストを繰り返していくことで、サーキットに合わせた空力デバイスのセットアップが進んでいく……そんなイメージを受けたのですが、さて?









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