クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2022年05月

エブリイバンのスピーカーを8000円でグレードアップ。作業はDIYで1時間ほど

カロッツェリアの同軸2ウェイ「TS-F1740-2 」、17cmスピーカーが無加工で装着可能。圧倒的サウンドに変身

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右が標準装備されている純正スピーカー、左が今回装着したカロッツェリア「TS-F1740-2 」

昨年手に入れてから仕事につながる経験値を高めてくれている軽バン「スズキ・エブリイ」。そうした経験は軽商用車のインプレッション記事であったり、車中泊に関するコラム記事であったりとアウトプットにつながっているのですが、非常にシンプルな設計は久しぶりのDIYを楽しむ素材としても適しているのでありました。

たとえば、こちらの動画でも軽く紹介しているように、2020年代のカスタムとは思えないステアリングホイールの交換なども楽しんでおります。SRSエアバッグを外すことの是非は考えましたが、オーディオやADAS関連のステアリングスイッチがまったくないことが交換に踏み切らせたという面はありましょう。



で、オーディオといえばグレードアップの定番メニューといえるスピーカー交換をしましたので、簡単に紹介させていただきます。今回、選んだのはカロッツェリアの同軸2ウェイ17cmスピーカー「TS-F1740-2 」。エブリイの純正スピーカーは16cmサイズで、純正オプションとして用意されているのも、同サイズのトレードインタイプだったりしますが、実際には17cmスピーカーが収まるというのはよく知られているところ。そして、ツイーターがセパレートタイプのほうがサウンド的には有利な部分は否定しませんが、予算と取付の手間を考えて同軸2ウェイタイプを選んだのでした。

結論から言ってしまうと、スピーカーをグレードアップしたことで、サウンドのレベルは2段から3段ほどアップした印象。エブリイバンの純正スピーカーはフロントドアにしかついていないので、今回の作業としても両側合わせて1時間程度で終了する内容かつ、スピーカーの価格が8000円ほどだったことを考えると、満足度は120%といえますでしょうか。全域で再生音がしっかりとしたことで、エンジンノイズに負けずに音楽を楽しめるようになったのは、軽バンのウィークポイントをひとつ解消したという印象さえあるのでありました。

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伝達効率90%以上のCVTを、人とくるまのテクノロジー展で見た

新発表されたJatco CVT-Xのスペックは変速比幅8.2、トルク容量330Nmの中大型ユニット。伝達効率は90%以上とアピール



3年ぶりにリアル開催された「人とくるまのテクノロジー展」を取材してきました、といっても初日の午前中に駆け足で回ったくらいですが、全体としては電動化が当たり前のものとなっているのと、自動運転に向けたセンシング技術がサプライヤーのすそ野まで広がっているのを感じたというのが個人的な印象。

しかしながら、ユニット・部品単体でいうと気になったのは日本のトランスミッションサプライヤー大手のJatco(ジヤトコ)が発表した究極のCVT、その名も「CVT-X」でありましょう。

こちらのコラム記事でも紹介しているように、この新型CVTは『伝達効率90%以上とCVTとしては最高水準といえるレベル』であり、そのためのブレークスルー的アイデアとして『オイルポンプのハイブリッド化』にチャレンジしているのがポイント。

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ステップワゴンがフルモデルチェンジ。#素敵な暮らし がグランドコンセプト

カスタム系はSPADAと従来通りながら「プレミアムライン」を新設、標準系はAIRとして生まれ変わった!

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日本のMクラスミニバンにおける元祖的モデルといえば、ホンダ・ステップワゴン。これまでは基本的に5ナンバー仕様を中心としてきた同モデルが、ついに3ナンバー基準のボディとなって生まれ変わりました。

外観は大きく2タイプ、「STEP WGN AIR(ステップ ワゴン エアー)」と「STEP WGN SPADA(ステップ ワゴン スパーダ)」という設定になっております。さらにSPADAにはプレミアムラインという高級バージョンも設定、これはオデッセイユーザーの受け皿といったところでしょうか。

さて、新型ステップワゴンのグランドコンセプトは「#素敵な暮らし」。ミニバンらしい生活に寄り添った道具としての使いやすさ、気持ちよさを追求した方向に進化したといえましょう。

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久しぶりのオートテスト、車中泊仕様の軽バンでも楽しめました

荷台に布団をひろげた車中泊モードのままサーキット入り。待ち時間はのんびり過ごして2回のアタックに集中するギャップが楽しい



以前の愛車「リーフ」で、電気自動車で勝負できるモータースポーツは?というテーマで探して二度ほど参加したのが「オートテスト」なるJAF公認のモータースポーツ。

バックギアを使う車庫入れセクションを含むパイロンで作られたスラロームコースを日常的な速度域で走って、運転の正確性を競うモータースポーツは、どノーマルの市販車でも楽しめるうえに、ヘルメット不要でレーシングギアを用意せずとも参加できるという気軽さがウリ。

そんなオートテストに、車中泊仕様の軽バンで参加してまいりました。今回も子連れ、子どもにコドラを務めてもらって、親子でモータースポーツの緊張感を味わおうというわけです。


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日産・三菱自共同開発の軽EVが正式発表された。注目の航続距離は?

廉価グレードが安いのは日産版「サクラ」、最上級グレードの価格が安価なのは三菱版「eKクロスEV」

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前々から噂になっていた日産と三菱自動車が共同開発してきた軽自動車のBEV(電気自動車)の正式車名や価格が発表されております(発売は2022年夏予定)。





メーカー発表でご確認いただけますように、日産版 軽EVの名前は「サクラ」、そして三菱自動車のほうは「eKクロス EV」となったのでした。サクラは3グレード、eKクロス EVは2グレード構成。メーカー希望小売価格はサクラが2,333,100円~2,940,300円、eKクロス EVは2,398,000円~2,932,600円と発表されております。

いずれもEV補助金は最大55万円が期待できますので、実質的な車両価格はサクラのほうが約178万円、eKクロス EVは約185万円になるといえそう。軽自動車としてみるとまだまだ高価ですが、EVとしては十分に手が届きやすい価格帯といったところでしょうか。

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スズキ「デュアルカメラブレーキサポート」のゴーストブレーキ

「ゴーストブレーキ」とは、実際にはない危機をセンサーが検知して、衝突被害軽減ブレーキが誤作動すること



「ゴーストブレーキ」という言葉をご存知でしょうか。先進運転支援システム・先進安全装備の代表的機能であるAEB(衝突被害軽減ブレーキ)が、危険でないところで作動してしまう現象を指す言葉で、まるでゴースト(幽霊)を見つけてAEBが作動してしまうことから名付けられたよう。

そんなゴーストブレーキを、愛車であるスズキ・エブリイバンで発生したのが上に貼った動画。ドライブレコーダーから抜き出したのでわかりづらいかもしれませんが、動画のはじまった直後にゴーストブレーキが作動、急ブレーキで減速しております。

後続車がいなかったので追突事故にはつながりませんでしたが、ドライバーとしてはかなり驚くレベルの強い制動でありました。

はたして、なぜこのようなことが起ってしまうのでしょうか。



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