クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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2022年04月

プジョー308のプラグインハイブリッドは12.4kWhのバッテリーを搭載

EV走行距離は64km、システムパフォーマンスは225PS・360Nm

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Peugeot(プジョー)のラインナップにおいて中心的存在といえるCセグメントモデル「308」がフルモデルチェンジを発表、日本でのローンチが始まるのは2022年7月頃となる模様ですが、ひとまず各種スペックやメーカー希望小売価格などが公表されております。

ざっとプロフィールを紹介すると、ボディバリエーションはHB(ハッチバック)とSW(ステーションワゴン)の2タイプで、それぞれのボディサイズは以下の通り。

HB:全長4420mm×全幅1850mm×全高1475mm、ホイールベース2680mm
SW:全長4655mm×全幅1850mm×全高1485mm、ホイールベース2730mm

パワートレインについては、プジョーが展開している”パワーオブチョイス”コンセプトに基づくもので、ガソリン/ディーゼル/プラグインハイブリッドの3種類をラインナップしております。

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SUBARUの電気自動車「ソルテラ」が価格発表。トヨタbZ4Xより安いワケは?

18インチタイヤのFWD仕様の価格は、ソルテラが594万円、bZ4Xは600万円と微妙に異なる

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以前、雪の群馬サイクルスポーツセンターで試乗したSUBARU(スバル)の電気自動車「ソルテラ」が2022年5月12日からの発売を前に、日本でのメーカー希望小売価格を正式発表しております。



グレードは「ET-SS」と「ET-HS」の2種類で、ET-SSはFWDとAWD、ET-HSはAWDのみをラインナップするというグレード構成となっているのでした。FWDは1モーター、AWDは2モーターですので、それなりの価格差が生まれると予想されていたわけですが、はたして注目のメーカー希望小売価格(消費税込み)は次の通り。

ET-SS(FWD):564万円
ET-SS(AWD):638万円
ET-HS(AWD):682万円

単純にモーター1個分の価値を示すとは言い切れませんが、FWDとAWDの価格差は44万円。モーター・インバーターなどがセットになったユニットの価値を考えると妥当な価格差、いやむしろAWDはバーゲンプライスといえそう。

ちなみに、日産の電気自動車「アリア」のカタログモデルとしては「B6」という66kWhバッテリーのFWDグレードのみが正式価格が発表されておりますがアリアB6のメーカー希望小売価格は539万円。細かい仕様まで比べていかないと価格差についてアレコレ言えないのですが、ソルテラは少々高めという印象を受けるかもしれません。





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NSX的な電動スポーツカーも計画中。ホンダが四輪電動ビジネスについて取組みを説明。

電動化時代のホンダスポーツマインドを表現、スペシャリティとフラッグシップ2つのスポーツモデルをグローバル投入

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ホンダが四輪事業についての説明会を実施しました。カーボンニュートラルの実現を目指しているホンダがフル電動化に進むのは当然ですが、今回の発表においては、売り切りビジネスからの脱却と、新しい事業ポートフォリオに合わせた事業体質強化がポイントでしょうか。

 


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2サイクルオイルで贅沢するのはコスパがいい!

Amazonで872円で売っているカストロール「 POWER1 RACING 2T(500ml)」を、原付二種スクーターに入れたら驚きの大変身 

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入手から、そろそろ一年になろうかとしいる原付二種スクーター「アドレスV100」は、当時のスタンダードといえる空冷2サイクルの単気筒エンジンを積んでいるモデルですが、2サイクルエンジンといえばオイルを燃やしながら走るエンジンもであります。そんなわけでガソリンほどのペースではないものの、2サイクル用オイルを補充しないといけないのでありました。



過去には2サイクル用オイルに、スーパーゾイルの添加剤を足したらどうなる? といった内容のブログエントリも上げておりますが、今回はオイル自体を高性能タイプに変えてみたというわけ。これまでは、ホンダ純正2サイクルオイルを使っていましたが、今回選んだのは Castrol POWER1 RACING 2T(500ml)。もっとも高性能タイプといっても、購入価格は872円(Amazon価格)ということで、まあラーメン一杯ぶんくらいの出費なわけですが……。

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全身が新設計のFRプラットフォームSUV「CX-60」のメカニズム画像集

FRベースのSUVは貴重。2020年代に新設計された直列6気筒エンジンはもっと貴重



2022年秋に日本で発売予定となっているマツダのFRプラットフォームSUV「CX-60」。いまどき6気筒エンジンを新開発してしまうというのは驚きですが、そこには多気筒になれば、低回転で使うことができるようになり、総合的には効率アップにつながるという狙いもあるのだとか。

参考までに、その点についてマツダの公式見解は次のようになっております。

排気量が同じであれば気筒数を増やすほど燃焼振動が小さくなります。
また、気筒数を増やすほど燃焼間隔が狭まって振動のばらつきも抑えられることができるため低回転をつかうことができます。

なるほど、6気筒を新開発することは、ブランディング的な価値だけでなく、機械的な意味もあるのでした。そして4気筒とのモジュール設計を考えればV6ではなく直6になるのは必然で、直列6気筒を搭載することを考えるとFRプラットフォームを新設するというのも当然の結論だったのかもしれません。

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マツダの直列6気筒SUV「CX-60」日本仕様がフォトデビュー

ターゲットユーザーは「ドライビングエンターテインメント」に価値を見出す層。大きなSUVのネガを潰して新しい価値を生み出すのもCX-60の役割

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2022年4月7日にマツダCX-60日本仕様の情報公開がされております。WEB記事の多さからも、その注目度の高さは一目瞭然。このご時世に、マツダが新世代ラージ商品群と呼ぶ「直列6気筒エンジン」と「FRプラットフォーム」を新開発したわけですから話題を集めるのは当然です。



そんなCX-60の読み方は「MAZDA CX-60(マツダ シーエックス シックスティー)」が正解。新世代ラージ商品群の第一弾となる新型クロスオーバーSUVであります。もっとも日本での販売開始は2022年初秋予定ということで、街なかでこのスタイルを見かけるのは、まだ先の話かもしれません。

そんなCX-60について、小生もいくつかWEB向けのコラムを書いております。

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