クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2022年03月

アウディの3モーター電気自動車はフロント1基・リア2基の構成で370kW、973Nmを発生

メーカー希望小売価格はe-tron Sが1398万円、e-tron S Sportbackは1437万円

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アウディの電気自動車、Audi e-tron / e-tron Sportback シリーズにおける初めてのハイパフォーマンスグレードAudi e-tron S / e-tron S Sportbackが日本導入追加されることが発表されました。

ベースモデルが前後1基ずつの駆動モーターレイアウトとなっているのに対して、新規導入されるSモデルではフロントに150kWのモーターを、リアには左右独立して132kWのモーター2基を配置。この左右独立駆動によりトルクベクタリング的な制御を実現し、コーナリング性能を高めているというのが差別化ポイントとなっております。


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電力不足の報道を見て電気自動車を否定するのは間違っている

移動式大型バッテリーとなる電気自動車が多量の存在していたら停電を心配する必要はなかった!

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先日の地震の影響で火力発電所が停止したことや急激に寒むなったことを受けて、東日本方面でブラックアウト(再開の見通せない大規模な停電)の危機が叫ばれたのは記憶に新しく、「電力不足」という四字熟語のイメージから「こんな日本では電気自動車(BEV)を普及させるのは無理」という発言もあるようです。

しかし、見方を変えると電力の安定供給とBEVの普及はエネルギー政策において矛盾しないどころか、むしろ再生可能エネルギーを拡大させるための両輪ともいえると思うのでした。

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トヨタWoven CityにはENEOSによるグリーン水素が供給される!

グリーン水素とは水電解装置にて再生可能エネルギー由来で作られた水素のこと

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日本では経済産業省が中心となって進めている印象もある「水素社会」。一見すると化石燃料を水素に置き換えるエネルギー政策を想像してしまう部分もあります。当面はそうした部分もあるでしょうが、将来的な方向としては再生可能エネルギー(風力・太陽光など)により発電した電気を水素のカタチにして保存・活用する社会という風に捉えるべきでしょう。ガソリン改質で水素を生み出してもカーボンニュートラル的には意味がありませんから。

そんな再生可能エネルギーで生み出す水素のことを「グリーン水素」と名付けているのが日本の産業界であります。水素生成の段階からカーボンニュートラルという意味合いと捉えることもできますし、具体的には再生可能エネルギー電力を利用した水電解によって生み出された水素のことを指す言葉と理解しておけば大筋では問題ないという感じでしょうか。



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ホンダN-WGNを純正アクセサリーの未来を考えてカスタムすると……

ホンダアクセスのアイデアを盛り込んだN-WGN PICNICはキャンパーや車中泊仕様よりライトなピクニック仕様のカスタマイズ例

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東京オートサロン/大阪オートメッセのホンダブースに飾られていた丸目ヘッドライトが印象的なN-WGNのカスタマイズ仕様。こちらを仕上げたのはホンダの純正アクセサリー会社であるホンダアクセス。フロントマスクを丸ごと入れ替え、規格サイズのヘッドライトをリアルウッドのベゼルで囲った感じなどはショーカー的ですが、基本的には現実味のある仕上がりになっていたのが印象的。

そんなショーカーには、N-WGN PICNICという名前がつけられていることからもわかるように気軽にピクニックに行ける仕様と理解すると、コンセプトがわかりやすいかもしれません。アウトドアレジャー仕様というと、本格的なキャンプ仕様もしくは車中泊に特化したメニューにしがちな昨今ですが、あえてもっと気軽に日常+αで楽しめる提案ともいえましょうか。

そのあたりの開発裏話については、ホンダ専門誌「ホンダスタイル 105号」にてレポートさせていただいております。Amazonではkindleでもすぐに読めますので、お目通しいただければ幸いです。

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三菱ラリーアート復活の狼煙はアジアクロスカントリーラリーから!

ピックアップトラック「トライトン」でアジアクロスカントリーラリーに参戦。総監督は増岡浩さんが務める!

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2021年に復活がアナウンスされていた、三菱自動車のワークスブランド「ラリーアート」がモータースポーツ活動を再開というニュースが届きました!

 

舞台はタイを中心に開催されているアジアクロスカントリーラリーで、マシンはピックアップトラックのトライトン。運営は地元のプライベートチームということですが、三菱自動車の技術支援があるほか総監督に増岡 浩 氏を迎えるという体制は、ワークスチーム復活に向けた動きといってよいのでは?

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ホンダ・ホークイレブン発表。レブル1100の価格を考えると120万円台でありえるか?

シンプルな液晶メーターはレブル1100と共通? ならば価格帯は100万円台前半が期待できそう

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ホンダが1100cc・2気筒エンジンのカフェレーサー「HAWK 11(ホークイレブン)」を発表しております。

排気量と気筒数からわかるように、アフリカツインでデビュー、レブル1100やNT1100などに使われてきているお馴染みのユニットを載せた新バリエーションといえましょうか。


このパワーユニットにはMTとDCTが設定されているわけですが、ホークイレブンについてはMT仕様が発表されております。DCT仕様がないとはいえませんが、バイクのキャラクターを考えるとMTオンリーの設定となってもおかしくないかもしれません。
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