クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2021年10月

覚えている人も少ない?オーバーフェンダーが印象的だったリトルダイナマイト

記憶に残るワイドフェンダーのクルマ9選のコラムを書きました。載せられなかったMINI ERA TURBOを振り返る



おおむね毎月15本前後の自動車コラムを寄稿させていただいているWEB CARTOPのほうにオーバーフェンダー・ブリスターフェンダーによるワイドボディが印象的だったクルマ9選というお題でコラムを書かせていただいたのですが、そこで書き忘れたのが、BMW傘下となる前のローバー・ミニに存在していたERA TURBO。

 

個人的には、最初にマイカーを買おうとしたときに”手は届かないけれど欲しい”と思ったクルマということもあって鮮明な記憶として残っているのですが、コラムのほうで扱ったメルセデスE500/500E、ポルシェ930ターボ、ランチア・デルタインテグラーレあたりと比べると、たしかにマイナーなオーバーフェンダー車なのかもしれません……。
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最後の走行は9.2km/kWh! 日産リーフ、3年半の電費を振り返る

初代・後期型のリーフに乗った期間は2018年4月~2021年10月。記録に残る月間電費を一挙公開

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自動車コラムニスト・山本晋也として、電気自動車のあるカーライフを体験してみようという狙いで初代の日産リーフを購入したのは2018年4月。

リーフのオーナーになると日産のサービスにより、月間平均電費のデータがオンラインで確認できるようになります。クルマを手放すとサービスから退会するのでオンラインで確認できなくなりますが、サービスが利用できるようになった2018年6月からリーフを手放した2021年10月までの月間電費を記録しておきましたので、振り返りということで公開させていただきます。



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帰ってくるインテグラ(アキュラ)は6速MTを搭載する?!

2022年に復活するアキュラ・インテグラのディテール情報が公開。6速MT搭載を予告するティザームービー公開!

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北米で展開するホンダのプレミアムブランド「ACURA(アキュラ)」において、あの伝説のモデル「INTEGRA(インテグラ)」が復活するわけですが、事前情報の第三報として上の画像が公開されました。そうです、6速MTの搭載は確実というわけです。

シフトノブの形状やパターン表示の入り方、EPBの配置などからしてシビックの6速MTと共通ユニットといって良さそうですが、パターンが赤文字表示となっているのはインテグラが北米でいうところのタイプS的な方向でアピールしてくるということなのかもしれません。さらに、細かい部分でいえばドライブモードを切り替える機能も有しているようにも見えます。

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ランドクルーザーの上級バージョン「レクサスLX」がフォトデビュー

V6ツインターボガソリンエンジン+10速AT+副変速機付き4WD、アルミを多用したボディはランドクルーザーと共通で、前後の車高調整式サスペンションはレクサスらしい装備

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レクサスのフラッグシップSUVモデル「LX」がフルモデルチェンジを発表。日本での発売は2022年初頭予定ということで価格と燃費は未公開となっていますし、公表されている画像についてもプロトタイプという注釈付きですが、ほとんど隠す気なしという情報公開ぶり。

もっとも、見ての通りランドクルーザーをレクサス仕立てにしたのがLXという素性は従来から共通で、最高出力305kW(415PS)・最大トルク650Nmというスペックの3.5リッターV6ガソリンツインターボをはじめとしたパワートレインについても同スペックのようですからメカニズム面では隠す必要がないということでしょうか。

ボディについてもルーフ、ボンネット、フェンダー、ドアアウターなどをアルミに置換するなどして、車両全体として約200kgの軽量化を果たしたというのもランドクルーザーと同様であります。


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ホンダが中国でマルチに展開できる電気自動車プラットフォームを発表

バッテリー調達についても言及するなど本気で電気自動車シフトしていることが感じられる。ヴェゼルベースの電気自動車も発表した!

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ホンダが中国にて電動化戦略発表会を開催。発売を目前に控えたヴェゼルベースの電気自動車2モデルのほか、電気自動車専用の「e:Nアーキテクチャ」に基づくコンセプトカー3台を公開。さらに電気自動車専用工場の建設も進めるなど、かの地における電動化を一気に加速させると発表しました。いま風に表現すると「ギアを上げる」といったところでしょうか、いや電気自動車に多段トランスミッションは備わっていないので、自然に「アクセルを踏む」としたほうが適切な表現かもしれませんが……。

2030年以降、中国で新たに投入する四輪車はすべてハイブリッド車やEVなどの電動車とする
・中国初のHondaブランドEVとなる「e:N」(イーエヌ)シリーズを、5年間で10車種発売中国からの輸出も視野に展開予定
・第1弾「e:NS1」「e:NP1」をそれぞれ、東風Hondaと広汽Hondaから2022年春に発売
・3つのコンセプトモデルは5年以内の発売を目指して開発中

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また、電動化をスピーディーに実行していくうえでの鍵となるバッテリーについても、戦略パートナーであるCATLとの協業を加速し、高い競争力をもつバッテリーの供給体制を一層強化していきます。

 中国で開発・生産するe:Nシリーズは、他地域への輸出も予定しており、Hondaはより多くのお客様へ、その価値をお届けしていきます。


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ホンダが開発中の人が乗れるドローンe-VTOLが普及するとクルマの航続距離は200kmで十分になる

自家用車がカバーするのは100km圏内、400km以上は航空機で、その間を埋めるのがe-VTOLの立ち位置

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先日、ホンダが近未来の同社において軸となり得る新領域のテクノロジーについてメディア向けに公開、技術者によるレクも行なわれました。運よく、その場に参加することができた小生は、以下のような記事をまとめたのですが、個人的に未来のモビリティを大きく変える可能性があると感じたのは、空飛ぶタクシーといえるeVTOL(イーブイトール、電動垂直離着陸機)でありました。

 

このe-VTOL、基本的に電動となりますがバッテリーだけで運用するのは空を飛ぶことを考えると、まだまだ非現実的。そこで発電用にガスタービンエンジンを搭載するというハイブリッド仕様となっているのが特徴で、その要素技術はこれまでホンダが四輪開発で培ってきたものが多いのだとか。

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