クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

2021年09月

さらば、京急油壺マリンパーク。本当にお世話になりました

1968年に開園した京急油壺マリンパークが2021年9月30日をもって閉園

  

素朴な展示と伝統のイルカアシカショーで知られる京急油壺マリンパークがついにその歴史に幕を下ろします。



ホームページから引用すると、同施設がオープンしたのは『昭和43年(1968年)4月27日』で、『京浜急行電鉄㈱創立70周年記念事業として戦前の海軍潜水学校、戦後の神奈川県立三崎水産高校跡地に建てられた』という地元密着型の水族館。

三浦縦貫道路・林インターからほど近いということもあって、ドライブの目的地としてもピッタリで、個人的には最多で訪れた水族館でもありました。

コロナ禍による入場者減といった事情で閉園になるというのは寂しいものですが、施設老朽化も閉園の一因と聞けば、マリンパークと同世代の自分としては、たしかに各部にガタが出てくる年齢ではあるなぁとしみじみしてみたり。


続きを読む

人工知能で佐藤琢磨を超えろ! 第3回自動運転AIチャレンジの舞台はインディアナポリス

全長4kmのインディアナポリスモータースピードウェイをどれだけ速く1周できるかを競う

Cr1HUN9V

自動車技術会による第3回自動運転AIチャレンジ (2021シミュレーション)大会の参加者募集が始まりました。シミュレーションの概要は10月12日発表ということで、もろもろの条件は不明な部分もありますが、今回のテーマとなるコースは「インディアナポリスモータースピードウェイ」。

つまり、インディ500のコースをシミュレーションプログラム上で自律走行するAIを作り上げて競うというもの。具体的には、1ラップのアタックで勝敗を決めるということです。


続きを読む

重量65kg、シート高830mm。BMWの電動バイクに興味津々

電動アシストのファットバイクのようで足ではこがない純粋な電動モーターサイクル

P90434502_lowRes_bmw-motorrad-vision- 

いまさらですが、IAA モビリティ2021にてBMWモトラッドが発表した「Vision AMBY.」が超気になる今日この頃。

そのシルエットをパッと見たときには電動アシスト付きのファットバイク(太いタイヤをはいた自転車)と思ったのですが、よくよくペダル付近を見てみれば、そこは単なる足の置き場となっていて、これは純粋な電動バイクの新しいカタチの提案だ、と気付いた次第。

公表されているスペックによれば、スピードレンジは3段階に設定でき、航続距離は100kmを超えるのだとか。バッテリーやモーターのスペックが未公表なのはちょっと残念ですが……。

Figures of the BMW Motorrad Vision AMBY.

Battery: not specified

Output: not specified

Vmod1: up to 25 km/h

Vmod2: up to 45 km/h

Vmodmax: up to 60 km/h

Range: approx. 110 km (combined according to WMTC)

Wheels: Studded spoke wheels with 26-inch front and 24-inch rear

Seat height: 830 mm

Unladen weight: approx. 65 kg

続きを読む

白いボディに樹脂パーツがある種のカスタムを感じさせる新型WRX画像集

バンパー、前後フェンダーモール、サイドシルガーニッシュと樹脂むき出し感がスポーツセダンの新しい方向性を示す

2022_Subaru_WRX_082_サイズ変更

ご存知のように北米でSUBARU WRXの第5世代となる新型モデルが発表されております。2.4リッターガソリン直噴ターボは期待ほどパワーアップしておりませんが、そのあたりは駆動系のことを考えると致し方ないのかもしれません。





 

そのあたりの考察については、こちらのコラムにお目通しいただくとして、新型WRXの特徴といえるのが前後バンパー、フェンダーモール、サイドシルガーニッシュなどなど樹脂パーツをあえてむき出しで多用することで、エクステリアの新しい提案としているところ。

そして、その新提案については白いボディカラーだとなお映えるといいますか、主張が明確になると感じるのでした。まずは、プレスフォトをご覧ください。



続きを読む

【朗報】いまや普通のシビックは初代タイプRより速い気がするワケ

ピーク性能は初代シビックタイプR(EK9)が有利でしょうが、中間加速は新型シビック(FL1)が速いかもしれない

1551087810372

先日、新型シビック(FL1)に公道試乗する機会があり、以来ブログエントリやWEBメディアでのコラム、YouTube動画などで試乗で感じたことなどを発信しているのですが、新型シビックの1.5Lターボのトルクフルな感じと、そのしっかりとしたボディが生み出すハンドリングからはかなりの好印象を受けているのでした。

それは、走りの方向性としてはまったく違うものながら、もしかすると初代シビックタイプR(EK9・上の画像)より速いシチュエーションもあるのではないか、と思うほど。たしかに新型シビックはかつてのシビック像からすると大きく、重くはなっておりますが……。

というわけで、結論的にパワーウエイトレシオとトルクウエイトレシオを計算してみると次の通り。

パワーウエイトレシオ
EK9:5.89kg/PS
FL1:7.36kg/PS

トルクウエイトレシオ
EK9:66.9kg/kg-m
FL1:54.7kg/kg-m
 
たしかにパワーウエイトレシオは軽量なEK9が圧倒的ですが、トルクウエイトレシオの数値から中間加速域ではFL1にも分がありそうと感じる次第。それは実際に走ったときの感触をも裏付けるのでありました。


続きを読む

全長3100mm!ケータハムの軽自動車「SEVEN 170」が新登場

85馬力のスズキ製658ccエンジンを積んだケータハム・セブンの軽自動車が再登場

1-600x400

以前、ケータハム・セブンにスズキK6Aエンジンを搭載したSEVEN160という軽自動車規格に収まるバリエーションがあり、それがフェードアウトするようにディスコンになっていたのですが、ふたたびSEVENに軽自動車バージョンが帰ってきました。

それがケータハム・セヴン170。グレード構成としてはロード志向のSモデル(フロントスクリーン装備)とサーキット志向のRモデル(エアロスクリーン仕様)の2タイプ。メーカー希望小売価格は次のように、SEVEN160が400万円台だったのに比べるとずいぶんと高くなってしまっているのでした。

SEVEN 170S 車両本体価格:5,390,000円(消費税10%込)
SEVEN 170R 車両本体価格:5,610,000円(消費税10%込)



それでもS660が中古車市場でプレミア価格で取引されているのを考えると割安感もあるでしょうか……。続きを読む
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ